偶然訪れた、トレインストリート
2024年10月12日(土)。ハノイ滞在3日目です。
この日はまず、ハノイ観光名所ランキング上位に常に入っている、ホー・チ・ミン廟へ行くことにしました。
私たちの宿・ホアンキエム湖近くのサンラインホテルからは、少し距離があるように思えたので、タクシーを使うのかと思ったら、長女が歩けるというので(徒歩30分少し)、歩くことに決定。
歩いてみると、いろいろ面白いものを見つけました。この素敵な陶器の店は
昨日土産物屋で見た、伝統の焼き物・バッチャン焼きかな。
更に歩くと、突然線路にぶつかり、その周囲がとても賑やかなのです。ここってもしや、昨日のハロン湾バスツアーで、何名かの参加者が別行動で向かった「トレインストリート」かな?
列車の通過時間ではないようで、のんびりしています。
ここはまた明日(ハノイ滞在最終日)、列車が通りそうな時間を見計らって行ってみることにしましょう。
共産主義の国らしさが見える一画
急激な経済発展を遂げるベトナムを見ていると、ともすれば忘れがちなのですが、この国は旧ソ連や中国と同じ、共産党一党支配の国。
トレインストリートから更に北西に進むと、見えてくるのが国旗掲揚台。かつてのハノイ要塞の一部で、
現在はベトナム軍事歴史博物館の敷地内にあるのですが
この向かいの公園の銅像を見て、夫がびっくり。
なんと、旧ソ連建国の父・レーニンの銅像だったのです。後で調べたら、この公園は「レーニン公園」という名前でした。本場のロシアでは、銅像が引き倒されたこともあったのに、ここでは平穏に立っていました。
旧ソ連と外交関係も良好だったようです。写真に写っているのは、当時のソ連第一副首相(後にアゼルバイジャン第3代大統領に就任)のヘイダル・アリエフ氏でした。
制約の多いホー・チ・ミン廟見学
ベトナム建国の父であるホー・チ・ミンの遺体が安置されている「ホー・チ・ミン廟」の入口です。ドレスコードがあって、露出度の高い服装(ノースリーブ、ミニスカート、ショートパンツなど)は禁止されているとか。一部ネット情報では、サンダルも禁止と書かれていて、日本から素足でサンダルスタイルで旅してきた私は心配していたのですが、サンダルは大丈夫でした。
外国人観光客だけでなく、ベトナム人も、建国の父を一目見ようとやってくるので、入り口は長蛇の列。入場は無料(『地球の歩き方』には入場料2万5千ドンと書かれていましたが)だけれど、入場時間は11:00までだし、厳重なセキュリティーチェックがあって、ペットボトルの水やカメラは預けなければなりません。
暑いのに、水を奪われたら困る!と思ったのですが、ちゃんとあちこちに給水ポイントはありました。
遺体が保存されている廟内はとても冷房が効いており、軍人による警備も厳重で、立ち止まったり私語することはできません(スマホは持ち込み可能ですが、もちろん撮影厳禁)。ガラスケースの中で眠っているようなホー・チ・ミンさん(享年79歳)の遺体の横を、ゆっくり通り過ぎるという形で拝観しました。
廟の外に出れば、カメラを返却してもらえ
撮影も自由にできます。
水のペットボトルは、出口近くで返してもらいました。ここでこのまま帰るのかと思ったら、夫がどうしても、ホー・チ・ミンの家に行きたいというので、人の流れに逆らってまた戻ることになりましたが、その様子はまた次回ご紹介します。お楽しみに。
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