可能なら、チケットは早めに入手しておこう
2024年10月13日(日)。ハノイ滞在最後の日の午後、大人気観光地のトレインストリートに行き、列車の通過するのを見ることができた私たちは
次の目的地・タンロン水上人形劇場へ向かいました。
本当は昨日の夜に見に行こうと思ったのですが、すでにチケットは売り切れた後で、
仕方なくこの日の16:10からの公演チケットを購入したのです(現金のみ)。こんなに早くチケットが売り切れるとは思ってもいませんでした。後部座席は人形が小さくて見えにくいという心配もあるので、前の座席にしました。
開演前から十分に楽しめる!
人形劇というと、日本の文楽(人形浄瑠璃)のように大人向きのものもありますが、このタンロン水上人形劇は大人が見ても楽しいのかな? 言葉がわからない外国人が見ても面白いのかな?という心配がありました。
でもその心配は、杞憂でした。まず、チケットを見せて劇場内に入ってみると、人形劇で使われる様々な人形がお出迎え。
色々な種類の人形がいて、見ていて飽きません。
身分や立場によって異なる人形の衣装なども、見ごたえがあります。
魚の人形もありました。こんなにたくさんの魚の人形が出るなんて、日本の人形劇と違う(日本だと、せいぜい鯛くらいかな?)
と思いつつ客席に入ってみてびっくり! すごく立派な舞台です。そして水がある!
音楽や台詞は、左右に並ぶ人々が、生で実演してくれました。こちらは舞台の左側。
こちらは右側の方々です。生だと迫力が違いますね。
日本語オーディオガイドがなくても、楽しめた!
私たちは、もう後半日足らずでハノイから帰国するので、できるだけ、ベトナム通貨への新たな両替はやめようと決意していました。そのため、タンロン水上人形劇では日本語オーディオガイドも借りず、無料でもらえるパンフレットだけが唯一の情報。
公演が始まりました! あの、可愛い男の子の人形です!
こちらは龍の踊り。2頭で仲良く踊っているように見えます。
口から水を噴きました!
なんと、この龍たちは、火も操れるようです。
こんなにすごい演出を(前の座席の乗客のため、舞台がうまく撮影できない!)、前から5番目の席で、割とよく見ることができたのはラッキーでした。
これは、水牛?に乗り、水田で農作業を行う農民。
きれいに水を飛ばしています。水上人形劇ならではの、1つの見どころでしょう。
こちらは王様の行列。
ホアンキエム湖で、湖の精霊から宝剣を手に入れ、中国軍との戦争に勝利した後、その宝剣を湖の大亀に返したという伝説が、人形劇で演じられていました。玉山(ゴックソン)祠に行っておいてよかった!
こちらは終盤の、八仙人の踊り。
この後、龍、狸、亀、鳳凰の踊りがあった後
いきなり人形の操作を担当されていた演者さんが、水中から現れたのでびっくり! 本当に大変だったと思います。よくぞ顔を見せてくださったものだと思いながら、精一杯の拍手を送り続けました。
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