初冬のソウルを食べ歩く1  戒厳令とBooking.comにハラハラさせられたソウル行き

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出国直前の戒厳令にも負けず

2024年12月5日(木)~8日(日)、夫と長女とで、今年最後の海外旅行に行くことができました。仕事がハードだった長女が、ソウルで美味しいものを一杯食べたい!と切に望んでいたので、忘年会も兼ねて出かけることにしたのです。

行きたいお店などは、長女が前もってリストアップ。韓国を訪れる場合、2024年は電子渡航認証:KETA(Korea Electronic Travel Authorization)の取得が免除されており(来年も免除だそうです!)、旅行の事前準備も楽です。街を歩き回るなら、通信環境も必要かなと、今回初めて韓国用のeSIMも購入し、前日に準備も完了。安心して出発! のはずだったのですが、

12月3日の夜、韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領が突如、45年ぶりの戒厳令を出したのです。戒厳令は6時間ほどで解除されましたが、韓国だけでなく世界に大きな衝撃が走りました。私たちも心配になりましたが、高齢の両親は、飛行機は飛ぶのか、観光していて大丈夫か、騒ぎに巻き込まれるのではないかと、とても心配していました。

航空会社から何も連絡はないし、危ない場所には行かないから大丈夫と両親に伝えて、5年ぶりのソウルへ出発です!

Booking.comでまさかの航空券キャンセル!

今回利用したのは、韓国のLCC・済州(チェジュ)航空です。成田から出国する長女とは、仁川(インチョン)国際空港で待ち合わせなのですが、あまり無理のないスケジュールで、長女と同じような時刻に仁川に着き、かつ料金の安そうな便を選んでいると、往復とも済州航空になりました。

安かったBooking.comのサイトで、関空・仁川往復チケット大人2人分が58,742円で予約でき、すぐに予約確定メールも来たので安心していたのですが、

翌日突然、フライトキャンセルのメールが来たのでびっくり! 理由は全く書いていません。さすがにこれだけではまずいと思ったのか(当然!)、英文のメールがもう1通届きました。翻訳すると、このような内容でした。

残念ながら、技術的な理由により、フライト予約 A3P5WL、6UEQSC はキャンセルされました。全額返金いたします。返金は元のお支払い方法で行われます。返金は 3 ~ 5 営業日以内にお客様の口座に届きます。航空会社を通じて直接航空券を予約することをお勧めします。ご不便をおかけして申し訳ございません。

技術的な理由って何だろう? 昨年からよく報道されている、システムの不具合かな?

ここで済州航空のサイトから直接申し込むという方法もあったのですが、今度はTrip.comで予約してみました。同じ日の同じフライトなのですが、金額は69,764円。最初に申し込んだ時より、11,022円も高くなってしまいましたが、翌日には E-ticketも発行されて、やれやれでした。

Booking.comからの返金も、半月ほどして振り込まれたので良かったですが、やはり外国資本の旅行会社はトラブルが多いのかなと思いました。

初めての済州航空

済州航空は、関空第2ターミナルからの出発です。

昔よりは店が増えたけど、出国審査後のエリアにはコンビニがありません。ちょっと不便。

私たちの乗る飛行機です。尾翼に描かれているのは、人の顔かな? 笑ってウィンクしているように見えました。歓迎されているのかな。

LCCだから、座席と座席の間が狭い! 飲食物も有料なので、飲まず食わず。まぁ夫と並んで座席が取れただけで、良しとしましょう。それに出発当日、気が付いたのですが、ピーチなら機内持ち込み手荷物は7kgまでなのに、済州航空は10kg。手荷物の重量検査もありませんでした。ありがたい!

関空から仁川までは、約2時間のフライト。この干潟が見えてきたら、仁川はもうすぐです。5年ぶりのソウルや仁川で、どんな出来事が待っていたのか、それはまた次回ご紹介します。お楽しみに。

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