地下鉄よりも徒歩がいい?
2024年12月7日(金)、ソウル滞在3日目です。この日は地下鉄で梨泰院(イテウォン)に移動し、アンティーク家具通りやソウル中央モスク周辺、リウム美術館周辺を散策し、「The TRUFFLE BAKERY」でティッシュブレッドの朝食。
次の目的地=長女が昼食用に選んだ店は、江南区の新沙洞(シンサドン)カロスキルというエリアにあります。「江南」の名の通り、ソウル中央部を流れる大きな川(韓国第2位の長さ)漢江(ハンガン)の南側に位置する区域です。
地下鉄にも3号線に「新沙駅」があるのですが、私たちが朝食を摂った「The TRUFFLE BAKERY」からは、地下鉄の駅も遠いし乗り換えもあり、長女は徒歩移動を提案しました。韓国ではグーグルマップは使えないので、あまり正確な時間はわからなかったのですが、1時間くらいなら余裕で歩けるので、大丈夫かなと思い了解。徒歩で漢江を渡るのは初めてですが、特に急ぐ旅ではないし、今回は食べ歩きが目的なので、せっせと歩いてカロリーを燃焼させないと、帰国後の体重が怖い。
漢南大橋を徒歩で渡る
というわけで、「The TRUFFLE BAKERY」の近くにあった美しい紅葉を見ながら
漢江に架かる漢南(ハンナム)大橋へ。
橋の入口に、狛犬(?)がいるのにびっくり! 日本では、あまり橋に狛犬はいないような記憶が(大阪の中之島に架かる難波橋には、ライオンがいます)。
橋には高速道路も合流!
交通の大動脈のようです。
橋の長さは、915m。途中には、このような展望エリアもありました。透明なフェンスだから、とても眺めがいい! これも日本では、あまり見られない光景かも。大阪の淀川に架かる橋には、こんな展望エリアはあったかな?
のんびり写真撮影しながら歩いたので、橋を渡るのに20分以上かかってしまいました。
橋の両側の景色 新旧の対比がすごい!
今まで歩いてきた方を振り返ると、丘の上の教会と、びっしり並んだ住宅! なかなか壮観な眺めです。一瞬、フランスの世界遺産・モンサンミシェルを連想してしまいました。
後で知ったのですが、ここも今話題の人気スポットで、解放村(ヘバンチョン)というらしい。地名の由来は、1945(昭和20)年、第二次世界大戦での日本の降伏=日本の植民地だった朝鮮半島の解放後、海外から戻ってきた人や、北朝鮮の故郷に戻れなくなった人々が定住したからだそう。
一方、これから向かう江南区の方を見ると、高層ビルが林立しています。新旧の対比がすごい。それにしても、韓国では地震は起きないのかな。
大規模な集合住宅を見ながら橋を渡り終わって
対岸の狛犬(?)とご対面。昔、漢江の地下を地下鉄で渡ったことはありますが、徒歩で渡ったのは初めて。車の通行量には圧倒されましたが、景色も良くて、いい思い出になりました。
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