冬の足摺岬1 しまんとブルーライナーで中村駅へ 待合室に癒される

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半分諦めかけていた、しまんとブルーライナー

2024年の年末、高知県の足摺岬に行くことになりました。

その1年前(2023年末)、私たちは初めて室戸岬を訪れてその雄大さに感動したのですが、

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せっかく室戸岬に行ったのだから、次はぜひ足摺岬にも行かないと、中途半端なように感じてしまうのです。私たちには自家用車がなく、車の運転もできないし、旅行費用も安くしたいので、今回もまた長距離バスの利用です。大阪方面から足摺岬へ行くには、高知県四万十(しまんと)市の中村駅前まで高速バスに乗り、そこで高知西南交通の路線バスに乗り換えれば、足摺岬まで行けそう。

まずは高速バスの予約です。狙うのは12月27日(金)発の夜行バス「しまんとブルーライナー」。ところがこの日は多くの企業や官公庁が御用納めの日で、翌28日から最大9連休になるとあって、皆考えることは一緒です。27日の夜行バスも、休みを目いっぱい効率的に使いたい観光客や帰省客で、私たちが予約しようとネットを見た時には、既に切符は売り切れてしまいました(予約は乗車の2か月前から)。

こうなったら、大阪から高知に向かう夜行バスに乗り、高知駅からJRで中村駅に向かい、そこからバスに乗るしかないのかな? でもそうなったら、当初計画していたよりも、足摺岬到着が遅れるなと困っていたら、夫が「もしかしたら、しまんとブルーライナーの2号車が出るかもしれないから、もう少し待ってみよう」と提案。

予想通り乗車日の1か月前(11/27の早朝)に、夫が2号車が出ていることを発見! バタバタと予約しました。神戸三宮から中村駅までで、大人2人で19,200円です。翌日、復路(30日夜行)のしまんとブルーライナーも予約でき、ようやく一安心できました。

中村駅の待合室が素晴らしい!

三宮駅を23:49に出発し、土佐くろしお鉄道の中村駅前に到着したのは、6:55でした。

どこか朝食が食べられるレストランか喫茶店はないか探したものの、みつからず、

少し離れた交差点にあるローソンで、おにぎりやサンドイッチを購入し、店内で食事。

足摺岬へ向かうバスの発車時間は、8:20です。それまでどうやって時間を過ごそうかなと思いながら、中村駅に行ってみると、待合室がとてもきれいなことに気が付きました。

後で調べたところ、駅舎は2010年3月にリノベーションし、数々の建築やデザイン関係の賞を受賞したのだとか。机や椅子、ベンチの他、コンセントやWiFiも完備されていて、パソコン作業もできます。学生さんが、列車の待ち時間の合間に自習するのにもいいですね。

地元産のヒノキ材などが使われ、全体的に木のぬくもりが感じられます。「まちかど図書館」もあって、自由に読むことができました。

お洒落で洗練された空間だし、地元の小学生や中学生の作品や研究成果などを展示しているコーナーもあって、とても心が和みます。

今回は早朝と深夜の利用でしたが、時間が許せば新しくできたという「中村駅珈琲」も、利用したかったな。

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