竜串観光汽船のグラスボートは割引あり
2024年12月29日(日)。昨日お世話になった足摺国際ホテルをチェックアウトした私たちは、
高知西南交通の路線バスに乗り、次の目的地である土佐清水市の竜串(たつくし)海岸を目指すことになりました。清水プラザパル前で宿毛(すくも)行きのバスに乗り換え、
ジョン万次郎資料館の建物を遠くに見ながら

15分ほどでバス停「竜串」に到着。大人1人500円でした。竜串海岸では、グラスボートに乗って見残し海岸に行きたいけれど、いい時間帯のグラスボートがあるのかなと心配しながら
バス停から近い、竜串観光汽船へ。運よく11:50発のグラスボートがあると言われ、急いでチケットを購入。足摺国際ホテルの領収書を見せれば1割引きになると、ホテルのフロントで教えてもらい、割引料金で1人1,800円でした。

ちなみに公式サイトにも割引券(印刷必要)があります。
いざグラスボートへ乗船!
私たちの乗るグラスボートです。

船長によると、昨日まで風が強く、波も高かったので欠航していたのだとか。そういえば昨日は、ここから少し離れた足摺岬でも天気が不安定で、風も海岸では強かったような。今日の竜串海岸は幸いにも晴れていて、風も穏やか。1日違っていたら大違いで、私たちは本当に、運が良かったと感じました。

冬なのか乗客は10人足らずでしたが、外国人観光客もいたのがびっくり。下ばかり見ていると船酔いしそうなので、景色も見ながら

時々船底を見ていました。船底には、竜串海岸で見られるさまざまな生物が紹介されています。

出発して10分ほどで、海底に、ブロッコリーのようなものが見えました。

これがテーブルサンゴでした。ただ、昨日までの強風のせいか、今日はあまり魚がいません。

船長の尽力のおかげで、何とか魚を発見できました。とてもきれいな色の魚です。
シコロサンゴと魚たちに大感激
魚も見ることができたので、船は次のポイントへ向かいました。


外の景色もなかなか素晴らしかったのですが

私たちが感動したのは、海中のシコロサンゴ。

シコロというのは、兜の鉢の左右・後方につけて垂らし、首から襟の防御とするもの。小さな板を綴り合せて作ります。

私には、シコロ(錣)というよりはむしろ、大脳の断面のように見えました。

この辺りのシコロサンゴ群は国内最大級らしく、高知県の天然記念物にも指定されているという貴重なもの。

「魚のアパート」とも言われるらしく、大小さまざまな魚たちがいました。

大きな魚もいてびっくり!

まるで水族館の水槽を見ているような、素敵な時間でした。船も大きく揺れず、心配した船酔いもなく、20分ほどで見残し海岸に上陸することができました。
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