ブルジュマーン駅からアルファヒーディ歴史地区へ
2025年2月21日(金)、無事に早朝のドバイ空港で長女と合流できた私たちは、ドバイメトロでドバイの中心部へ向かいました。
途中から大混雑のメトロから下車したのは、ブルジュマーン駅。ドバイメトロで二番目に混雑した駅となっているそうです。確かにすごかった。
この駅で降りたのは、アルファヒーディ歴史地区にある大人気カフェ「アラビアンティーハウス」で、ドバイらしい朝食を食べようと思ったからです。徒歩で大体20分くらいの距離ですが(実はメトログリーンラインのSharaf DC駅の方が、もっと近い)、

駅を出るとすぐに、謎の日本アンティークショップがあったのが印象的。

(人形はいいとして、位牌も売られていたのにびっくり!)

グーグルマップのおかげで、迷うことなくアルファヒーディ歴史地区に到着しました。

ここはバスタキヤ地区とも呼ばれ、ドバイで最も古い風景を残している地区なのです。

19世紀中頃から1970年代まで使われていた約60棟の建物が保存され、一部はホテルやアートギャラリー、カフェや文化施設として公開されています。

今は誰も、実際には住んでいないので

早朝は人の気配もなく、とても静かで、時の停まった町のようでした。
「風の塔」のあるアラビアンティーハウス
その中で、活気があるのが私たちの目指す「アラビアンティーハウス」。7時開店に向け、準備が進んでいます。この時期ドバイはベストシーズンで早朝は暑くないし、花々が咲き乱れていてとても気持ちがいいです。


私たちはほぼ一番乗りでした。ちなみに建物左側にある高い塔は「風の塔」と呼ばれ、ペルシア語ではバードギール。上空の涼しい風を家の中に取り込むための塔で、伝統的にペルシア建築で採用されているものだとか。ドバイで「風の塔」が見られるのは、唯一この地区だけなのです。

そういえば、先ほど紹介したこの写真にも、風の塔はありました。エアコンのない時代、自然の風だけで、いかに涼しく過ごすかという知恵ですね。
アラビアンムード満点の店内
店内に入ると


古い時代のドバイを彷彿とさせる写真や、来店した世界の有名人の写真がありました。

ブラジルのミシェル・テメル前大統領や、アメリカ人女優ケイト・ハドソンなどが来店したそう。

白と青を基調とする店内は、天井に椰子の葉が使われていたりして、いかにも伝統的なアラビアムードがたっぷり。涼し気で、砂漠のオアシスのような雰囲気です。

なんと、床には白い砂利?が敷き詰められています。私たちはスニーカーだったので平気でしたが、ヒールだと歩きにくいかもしれません。

このテーブルで私たちは、記念すべきドバイでの最初の食事を摂ったのですが、その様子は次回でご紹介します。お楽しみに。
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