アブラ船に乗って、ドバイクリーク横断! 1ディルハムで手軽な船旅

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渡し舟に乗るためには現金が必要

2025年2月21日(金)、ドバイ観光1日目です。ドバイと言えば、超高層ビルが立ち並び、高級リゾートホテルにセレブが泊まるというキラキラ金満イメージがあるのですが、私たちがこの日の午前中訪れたのは、「オールドドバイ」と呼ばれる歴史地区。

「オールドドバイ」は更に3つの地区に分かれ、私たちはまず、アルファヒーディ歴史地区とアルシーフ地区を散策。その近くのオールドスーク(テキスタイルスーク)なども見学できました。

ドバイのオールドスークと、グランドスークバールを散策

2025年3月24日

古き良きドバイを感じる アルファヒーディ歴史地区からアルシーフ地区へ

2025年3月23日

スーク(市場)では何も購入しなかった私たちですが、最後のアルラス地区に行くためには、現金が必要。オールドドバイを流れる運河(ドバイクリーク)を渡る渡し舟=「アブラ船」の運賃が、僅か1ディルハム(約42円)ながら、現金のみでの支払いなのです。

私たちは全く現金の持ち合わせがありません。テキスタイルスークの出口近くにある銀行に行くと、近くの両替商を紹介され、長女の100米ドルを359.75ディルハムに交換。

後で知ったのですが、私たちが訪れたのはバローダ銀行というインドの銀行。実はドバイは、人口の8割以上がインドなど南アジアからの移民もしくは出稼ぎ労働者で(知らなかった!)、旧市街にもインド料理店やインド映画のレンタルショップがたくさんありました。

アブラ船乗り場では、案内板をよく見よう

現金を手に入れ、アブラ船乗り場へ。「アブラ」というのは、アラビア語で「渡る」という意味なのだとか。

アブラ船がたくさん集まっています。

アブラ船とは、伝統的な木造の小型船。定員は約20名ほどで時刻表などはなく、定員いっぱいになったら出航するシステム。

案内板には解りやすいサインもあり、必要な情報がしっかり表示されていました。看板によると、ここは「バールドバイ」という乗り場で、対岸の「デイラオールドスーク」まで船が運行。ちなみにアブラ船乗り場は、運河のこちら側(南岸)に全部で4ヶ所、対岸(北岸)には3か所あり、運行ルートも7種類ほどあるので、しっかり案内板を見てくださいね。

10分足らずでも満足度の高いクルーズ

いよいよアブラ船に乗船。

私たちが乗る船です。すぐに定員いっぱいになりました。

初めて見るアラブ首長国連邦(UAE)の硬貨。1ディルハムはコーヒーポットが描かれていました。

出航すると、運河の全景が目の前に広がってきました。ヴェネツィアのカナル・グランデ(大運河)が思い出される、ものすごい数の船! 圧巻です。

こちらはバールドバイ側。

そしてこちらが、デイラ地区。

アブラ船もいるけれど、高級クルーズ船も停泊していますね。

10分弱ほどで、対岸の「デイラオールドスーク」に到着しました。ここにはゴールドスーク、スパイススークなど、観光客にも人気の多くのスークがあるのですが、それはまた次回のお楽しみに。

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