2025年吉野山の桜探訪記2  美しい上千本の桜とアユの塩焼きに大満足

スポンサーリンク



斜面から見る桜は美しい

2025年4月12日(土)、久々に奈良県の桜の名所・吉野山に行くことができました。中千本から本当なら奥千本行きのバスに乗りたかった私たちですが、1時間半待ちには我慢できず

2025年吉野山の桜探訪記1  早朝から近鉄急行も吉野駅やバスも大混雑

2025年4月21日

徒歩で奥千本を目指すことにしました。「吉野山」というくらいなので、ひたすら上り坂。この坂には「猿引坂(さるひきざか)」という面白い名前が付いていました。

南朝ゆかりの吉野山らしく、「大塔宮仰徳碑」と書かれた石碑がありました。解説板が木の葉に覆われていてよく見えませんでしたが、どうやら後醍醐天皇の皇子である大塔宮護良(もりよし)親王が、鎌倉幕府を倒したことの功績をたたえる石碑への道標のようです。

この坂を上ると、白やピンクなど

色とりどりの桜が道沿いに植えられていたり

山の斜面にある桜が見えたりして、吉野山らしい風景が広がってきました。上千本エリアです。

今年もお世話になったアユの塩焼き 特大サイズが美味

ところで私たちは、吉野行の近鉄始発電車に乗るためにかなり早く家を出て、朝食もあまりまともに食べていなかったので、吉野山に着いた時には、少しお腹が空いていました。

吉野駅前には、屋台がいっぱい出ていたし、中千本~下千本には割と飲食店があり、猿引坂辺りにもカフェなどがあったのですが、それを過ぎるとなかなか食べ物が見つかりません。もっと早く食べ物を確保すべきだったと後悔しながら歩いていると

やっとこの屋台を見つけました。渓流女王のアマゴも気になったのですが、やはり吉野山に来たらいつも食べたくなるアユの塩焼きに今年も心惹かれ

吉野山を食べ歩く! 焼きタケノコからモスバーガーまで 

2017年4月23日

今回は思い切って、普通サイズ(700円)ではなく特大サイズ(1,000円)を1本注文し

2人で分け合って食べました。さすがに食べ応えもあって、蛋白質と塩分補給で元気百倍!

一目千本 桜の絶景

さらに登っていくと、とても桜が美しく見える場所がありました。

道沿いの桜も満開だし

山々の桜も見事です。まさに「一目千本」! ピンクのグラデーションが素晴らしい。

そして今まで登ってきた下の方を眺めると、こちらも一面の桜。

写真中央に小さく見える茶色い建物は、金峯山寺(きんぷせんじ)の本堂蔵王堂かな? その右奥に、グレーの建屋が見えるのですが、現在大修理中の仁王門かな?

さくら咲競プロジェクト

この美しい眺めの場所に、「さくら咲競プロジェクト」という看板がありました。

一体なんだろうと思っていたら、この「さくら咲競(さくら)プロジェクト」とは、伊藤忠アーバンコミュニティ株式会社が、病気や老齢化によって枯渇の危機にある吉野山の桜を守るため、2009年から上千本地区に桜の苗木を植樹し、育成・管理する作業を助成する活動だったのです。16年経って、とてもいいお花見スポットになっていました。こうやって人々の努力で、桜は守られていくのですね。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です