スシローを諦めてコンビニおにぎりランチ
2025年4月29日(火)、日本最古の神宮の1つ・石上(いそのかみ)神宮から、日本最古の道・山の辺の道を歩いて、近鉄桜井駅を目指すことにしました。山の辺の道を歩くのは、本当に久しぶり。
山の辺の道のメインルートから少し外れた「大和(おおやまと)神社」で旅の安全を祈願した後
再び山の辺の道へ。時刻はそろそろ13時になろうとする頃で、とてもお腹が空いていました。

竹ノ内集落を出たところの露店で売っていたよもぎ餅2個(300円)を、大和神社境内で食べたのですが、それだけではとても足りません。でも山の辺の道周辺って、あまり飲食店がないのです。家から昼食持参がベストかも。
地図をよく見ると、国道169号線沿いに桜井方面に行けばスシロー天理店! スシローは好きだし、今日は朝からかなり歩いてお腹が空いたので、そこに行こうかと一瞬思ったのですが
のんびり食事をしていると、明るいうちに桜井駅に到着できるか心配になりました。結局国道沿いにあるコンビニでおにぎりを購入して昼食にし、再び山の辺の道へ。
ちなみに後25分ほど山の辺の道を歩けば、ネットでよく紹介されている「洋食Katsui 山の辺の道」があったのです。また機会があれば、行ってみたいな。
中山大塚古墳と大和神社御旅所
竹ノ内街道を過ぎた辺りから、山の辺の道周辺には古墳が点在。
大和(おおやまと)古墳群と呼ばれています。
その中の1つ、古墳群の南側に位置している中山大塚古墳(ここも以前行ったかどうか覚えてません)は、案内板によると古墳時代初頭の築造の前方後円墳。

盗掘の被害に遭っていますが、竪穴式石室も発見されています。全長約130mで、桜井市にある箸墓古墳のざっくり半分ほどの規模。

箸墓古墳からも出土した弥生時代後期の土器(特殊器台)がこの古墳からも発見され、箸墓古墳に次ぐ最古級の前方後円墳とも言われる貴重な古墳らしいです。

なんと今は、大和神社の御旅所(おたびしょ)になっていて(古墳は大和神社の所有地)

毎年4月1日に実施される大和神社の例祭「ちゃんんちゃん祭」では、長い行列を従えた神輿が、御旅所の大和雅宮(おおやまとわかみや)神社まで、約1kmの道のりを往復するのだとか。
歯痛に効きそうな歯定神社
そのそばには、もう1つ神社があり、

しめ縄が架けられた不思議な石もありました。

後で調べたところ、この神社は「歯定(はじょう)神社」といい、この石は前歯や犬歯、臼歯をかたどっています。いかにも歯痛に効きそうな神社ですが、古くは「葉状神社」と呼ばれ、葉物野菜の種まきに際して、この神社に豊作を祈願したという説も。発音が似ているから、だんだん意味が変わってきたのでしょうか。本当は何にご利益があるのかな。
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