14年ぶりの出雲大社その4  本殿とその周辺(十九社・釜社・素鵞社)

スポンサーリンク



八足門からちらりと見えた本殿

2025年5月4日(日)、一畑(いちばた)電車の「松江しんじ湖温泉駅」から直通の急行列車に揺られること45分ほどで、終点の「出雲大社前駅」に到着し、出雲大社の境内へ。

14年ぶりの出雲大社その2  ムスビの御神像と拝殿での参拝

2025年6月12日

14年ぶりの出雲大社その1  整備されていた神門通りと境内で演じられた神楽にびっくり

2025年6月11日

一畑電車乗車体験記(前編)  松江しんじ湖温泉駅から出雲大社前駅へ

2025年6月10日

拝殿で参拝し、八足門(やつあしもん)前の宇豆柱出土跡を見た後

14年ぶりの出雲大社その3  八足門と宇豆柱 島根県立古代出雲博物館は休館中

2025年6月13日

八足門から、本殿を参拝。

ちらりと幕の間から、本殿を見ることができました。素朴な感じの建物です。

瑞垣越しに見えた本殿

八足門は、本殿や周辺の建物をぐるりと取り囲む廻廊である瑞垣(みずがき)にある門。

東側の瑞垣には、「観察楼」という、立派な楼閣も配されていました。

瑞垣に隔てられてはいますが、本殿や瑞垣内の摂社の建物の屋根の部分が見えました。

古代の建物も、多分こんな姿をしていたのでしょう。

古墳時代の宮殿をほうふつとさせる建物でした。

本殿周辺にも見どころはたくさん!

瑞垣の東西には、神在祭(かみありさい)の間(旧暦10/11~17)、集われた全国各地の神々の宿所となる十九社(じゅうくしゃ)。

神々のウィークリーマンションかな? ちなみに神在祭以外は、全国各地の神々の遙拝所だとか。

こちらは素戔嗚尊(スサノオノミコト)の子で、食物の神・宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を祀る「釜社(かまのやしろ)」。全国にある稲荷社のご祭神です。

こちらは江戸時代前期に造られた文庫。その名の通り図書館で、徳川光圀の家臣・佐々介三郎(ドラマ『水戸黄門』では「助さん」になる)も、光圀が手掛けた『大日本史』編纂の為、図書の調査に来た可能性があるとか。また光圀は、この図書館に自分の著書を奉納したそうです。

近年話題のパワースポット・素鵞社

さらに進んで本殿の真後ろに当たる場所には、ひときわ人だかりのする建物が!

これが素鵞社(そがのやしろ)別名出雲神社と言われる社で、祭神は素戔嗚尊。境内最大のパワースポットとして、最近とても人気があるそうです。

御神体とされる八雲山の麓にあるため、社の裏手では、八雲山の岩肌に直に触れることができるとか。また、社殿の床縁下の御砂を持ち帰ることもできますが、その場合は作法を守ってくださいね(詳しくはこちら)。

御砂を持ち帰ろうとする人たちのためか、ものすごい行列ができていました。拝殿以上の行列です。この後の予定も気になるので、今回は素鵞社参拝は諦めました。持ち帰った御砂は家の敷地に撒くといいらしいのですが、大体我が家は団地なので、砂を撒く敷地はありません。これもまた哀しいなと思いながら、素鵞社を後にしました。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です