14年ぶりの出雲大社その5  本殿西側での参拝と御朱印とウサギたち

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大国主命に、正面から参拝できる場所があった

2025年5月4日(日)、一畑(いちばた)電車の「松江しんじ湖温泉駅」から直通の急行列車に揺られること45分ほどで、終点の「出雲大社前駅」に到着し、出雲大社の境内へ。

14年ぶりの出雲大社その2  ムスビの御神像と拝殿での参拝

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14年ぶりの出雲大社その1  整備されていた神門通りと境内で演じられた神楽にびっくり

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一畑電車乗車体験記  松江しんじ湖温泉駅から出雲大社前駅へ

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拝殿で参拝し、八足門(やつあしもん)から本殿を参拝し、周辺の社を巡りました。

14年ぶりの出雲大社その4  本殿とその周辺(十九社・釜社・素鵞社)

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14年ぶりの出雲大社その3  八足門と宇豆柱 島根県立古代出雲博物館は休館中

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本殿の真後ろにある、境内最大のパワースポット・素鵞社(そがのやしろ)はあまりの行列に怖れをなし、参拝せずに通り過ぎてしまいましたが、そのまま本殿の西側の瑞垣(みずがき)に沿って歩いて行くと、またまた多くの人がいる場所がありました。

案内板によると、ここが本殿の主祭神・大国主命を正面から拝する場所。大国主命の御神座は、普通の神社のように南向きではなく、西側を向いているのです(本殿は南向きなのですが)。なぜ西向きなのかについては諸説あるのですが、神迎えの儀式のある稲佐の浜を向いているという説が有力のようです。

本殿の建物は、こんな間取りなんですね。

瑞垣にさえぎられて、建物の様子はわからないけれど、

私も、ニ礼四拍手一礼で参拝しました。この日はたくさんの人がいるのでわかりやすかったのですが、実は大きな案内板などはなく、大きな賽銭箱と小さな案内板だけが目印です。

14年前には気が付かず、見逃していた場所でした。皆さんもぜひ、見逃さないでくださいね。

出雲大社の御朱印

拝殿、八足門からの本殿参拝、そして神様の正面に当たる本殿西側からの参拝を済ませ、御朱印を頂きました。

初穂料は決まっておらず、気持ちを納めるように言われました。ちょっと悩んだけれど、500円を納めました。

後で知ったのですが、御朱印は出雲大社本殿近くの授与所だけでなく、境内西側の神楽殿や、東側の北島國造館でも頂けるのでした。

その神楽殿に、「日本一の大しめ縄」があったのですが、よく調べもせず出雲大社に来た私はそれに気づかず、てっきり拝殿にあったしめ縄がそれだと思い込み、神楽殿の存在を忘れていたのです。

14年前には、ちゃんと神楽殿に行ったのにな。

随所にみられるウサギたち

さて、出雲大社の大国主命と言えば、「因幡の白兎」で有名です。「しろうさぎ」には、本当は「素兎」の漢字がふさわしいのかもしれません。「白いウサギ」ではなく、「身に何もまとっていない、赤裸のウサギ」という意味で、ワニザメに毛皮をはがれてしまったウサギの状態を指しています。

ともあれそんな、気の毒なウサギ(そもそもウサギがワニザメをだましたのが良くなかったのですが)に、傷の治療法を教えてあげた大国主命に因み、出雲大社の境内随所にウサギの像がありました。招き猫みたいに鈴をつけていたり

「日本酒発祥の地・出雲」をアピールしていたり。日本酒発祥の地というのは、素戔嗚尊が、八岐大蛇にお酒を飲ませて酔っぱらわせて退治した神話からかな?

でも14年前に見たこの像は、見逃してしまいました。これは「御慈愛の御神像」で、杉の木の参道を挟んで、

「ムスビの御神像」とちょうど反対側にあるのでした。広い出雲大社をもれなく見るのは難しい! 今度参拝する機会があれば、ぜひ下調べを念入りにしていこうと思います。

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