一畑電車乗車体験記(後編)  往路では見られなかったユニークな車両に出逢う

スポンサーリンク



「ご縁電車しまねっこ号Ⅱ」に乗った!

2025年5月4日(日)、14年ぶりに出雲大社の参拝を終え、出雲そばの名店・かねやで三色割子そば(3段)を頂いた後、稲佐の浜から出雲阿国の墓参り、そして神門通りで、田部(たなべ)竹下酒造の純米大吟醸「理八№1801」の有料試飲も体験し、そろそろ松江市に戻る時間になりました。

14年ぶりの出雲阿国墓参りと、神門通りで飲んだ純米大吟醸「理八」

2025年6月18日

14年ぶりの「神迎の道」と稲佐の浜  14年前と変わっているもの、変わらないもの 

2025年6月17日

14年ぶりに、出雲大社の近くで出雲そば! 行列のできる名店かねやの三色割子そば

2025年6月16日

往きと同様、帰りも一畑(いちばた)電車で出雲大社前駅から、松江しんじ湖温泉駅へ向かいます。

往きと違うのは、島根県の観光マスコットキャラクター・しまねっこがラッピングされた列車に乗ったこと。

「ご縁電車しまねっこ号Ⅱ」という列車で、行き先は松江ではなく、電鉄出雲駅。松江に行く場合は、川跡(かわと)駅で乗り換える必要があります。

しまねっこの帽子が、大社造りだというのはなんとなく知っていたけれど、マフラーがしめ縄とは知りませんでした。

残念ながら乗客が多く、私が乗ったピンクの車内の内装は撮影できませんでしたが(公式HPをご覧ください)、かろうじて撮影できた車両上部の様子です。「美肌県しまね」がアピールされていますね!

痛恨のミス! 川跡駅で乗り換えた列車が実は………

川跡駅で乗り換え、上手い具合にこの駅が始発らしい、松江しんじ湖温泉行の列車に飛び乗りました。「ご縁電車しまねっこ号Ⅱ」では座れなかったのですが、今度は何とか座れて一安心。50分間座れるのは大きいです。

往きは宍道湖の方向がわかっておらず、宍道湖を背にして座ってしまい、せっかくの眺望を無にしてしまったのですが、今回の復路はその失敗を踏まえ、宍道湖の見える座席に座りました。

やっと見えた宍道湖!

この電車も各駅停車で、景色を楽しみながら、のんびり進みます。車窓の美しい光景を見ながら列車に揺られているうちに(一畑電車はよく揺れるのです)

一畑電車乗車体験記(前編)  松江しんじ湖温泉駅から出雲大社前駅へ

2025年6月10日

神門通りで有料試飲した純米大吟醸「理八№1801」のせいか、うとうとしてしまいました。結局復路も、一畑口駅でのスイッチバックに気が付かないまま、松江しんじ湖温泉駅に到着。そして降りる際、何気なく隣の車両を見てびっくり!

なに、この車両! まるでサロンタイプの観光列車みたい! すべての座席が、宍道湖の側を向いています。テーブルまであるし。これも同じ運賃で、普通に予約なしで乗れたのかな?

私の乗った車両は、普通のロングシートの通勤列車タイプです。同じ運賃なら、こちらの車両に乗りたかったな。まるで飛行機のエコノミークラスとビジネスクラスみたい。席を確保するのに気を取られ、隣の車両にまで注意が向かなかったのが、返す返すも悔やまれます。

フリーWiFiもあったのですね。これも知らなかった。

後で調べたところ、これぞ一畑電車の特別仕様観光列車「2100系 改造車 楯縫(たてぬい)号」。古代出雲国の地名・文化圏「楯縫郡(たてぬいのこおり)」から取られた名前なのだとか。出雲大社前駅~松江しんじ湖温泉駅の北松江線が主な運行エリアですが、いつこの列車に乗れるか、時刻表は非公表。もちろん普通運賃で、予約も不要です。

つまり、ものすごいレア列車に乗っていたのですが、それに全然気が付かなかったということですね。次に出逢えるのはいつだろう? それまでこの列車が、現役で活躍していることを祈ります。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です