初めて行く大阪・関西万博その6  知らない国に出逢ったコモンズA館

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国名が変わっていた「エスワティニ」

2025年7月3日(木)、大阪・関西万博に行く機会がありました。

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初めて行く大阪・関西万博その1  チケットを貰ったけれど、事前準備が大変すぎる

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今回の万博は、予約なし&長い待ち時間なしで入れそうな海外パビリオン中心に見学。楽しかったのは、フィリピン館マレーシア館でしたが、

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初めて行く大阪・関西万博その4  今回楽しかった海外パビリオン№1はフィリピン館

2025年7月7日

コモンズA館も、なかなか面白いものでした。そもそも「コモンズ」とは、複数の地域や国が共同で出展するパビリオン。コモンズA館には、合計28の国や地域が参加しているのですが、その中に初めて聞く名前がありました。

それがこのエスワティニ。アフリカのかなり南にある王国。こんな名前の国あったかな?と思って調べてみたら、1968年、イギリスから独立した時は「スワジランド」と呼ばれていたんですね。この名前は知っていました。

ところが「スワジ」(現地語)と「ランド」(英語)を組み合わせた国名に、一部の国民が反発。議会での審議を経て2018年、国王が「エスワティニ王国」にすると宣言。

現地スワジ語で「スワジ人の場所」という意味だそうです。これは知らなかったな。とても勉強になりました! こういう学びも万博でできるのですね。

使用済みや不要になったガラス(廃ガラス)から生み出された雑貨なども、展示されていました。

スタッフが熱く紹介してくれたコソボのブース

コモンズA館入り口近くにあったモニターに、なぜか柔道の試合が放映されていました。夫が熱心に見ています。これは旧ユーゴスラビアから独立したコソボ共和国のブースにあった、モニターでした。

「コソボ紛争」という内戦状態になったということしか私は知らなかった国なのですが、夫によると、柔道が強いらしい。調べてみると、2021年東京オリンピックの柔道女子48kg級でディストリア・クラスニチが、57kg級でノラ・ジャコバがそれぞれ日本人選手らを破って頂点を極めたのだとか。彼女らの指導者も、オリンピックで好成績を期待された柔道家だったけれど、コソボ紛争によりオリンピック出場の夢を断たれた経緯があったそう。スポーツに疎い私には、初めて知った話でした。

熱心に見ていると女性スタッフ(日本人)が話しかけてくれて、コソボの柔道選手の話や、伝統的な民族衣装(上)と

現代のデザイナーによる新しい衣装の説明もしてくれました。面積は岐阜県ほどの小さな国で、国連にもまだ参加しておらず、独立を承認していない国もあるようです。万博でリアルに接したからこそ、これも学べたことですね。

初めて演奏したスティールパン

コモンズA館で一番楽しかったのは、トリニダード・トバゴのブース。カリブ海に浮かぶ島国だとは知っていたのですが、時折耳にする楽器・スティールパン(別名スティールドラム)が生まれたのが、この国だったのです。

これがスティールパン。音色は聞いたことがあるのですが、実物を見るのは初めて。夫と2人で、音階を演奏してみることに。

2人で協力して、ドレミファの音階が鳴らせました。とても美しい音色で、2人とも大満足。

スティールパンと、インパクト(&露出度)の強いカーニバルの衣装が展示の目玉。リオ(ブラジル)のカーニバルはたまにニュースで見るけれど、トリニダード・トバゴのカーニバルはどんな感じなのかな? 「世界三大カーニバル」の1つらしく、いつか見てみたいなと思いました。

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