2025年7月3日(木)、大阪・関西万博に行く機会がありました。今回の万博は、予約なし&長い待ち時間なしで入れそうな海外パビリオン中心に見学。楽しかったのは、フィリピン館やマレーシア館でしたが、コモンズA館も、なかなか面白いものでした。
前回はあまりよく知らない国との出逢いがテーマでしたが、今回は、以前旅行に行ったり、いつか行きたいと思っている国々の展示についてご紹介します。
蜂蜜の試食はなかったけれど、映像が懐かしいキルギス館
最初にご紹介するキルギス館は、開幕間もない時期に、展示品の蜂蜜(税込み6,800円)見本の瓶1本を83歳男性が盗んだとして現行犯逮捕されたというニュースで一躍有名になりました(パビリオンでの初逮捕者)。
4月当初は、蜂蜜(しかも白い蜂蜜!)の試食があると報道されていましたが、この日は平日のためか、私たちが訪れた時には、試食があるのかないのかわかりませんでした。

でもブースの中には、遊牧民の住居を再現したようなスペースがあり

靴を脱いでくつろげるそうですが、

私たちも含め、皆、勇気がないのか近くのベンチに座って、キルギスの大自然映像に見入っていました。6年前のキルギス訪問が懐かしい!
遊牧民住居は現地で訪れる機会がなかったのですが、このブースの天井からの飾りはすごい!
トンガのタパアート
もう1つ印象的だったのが、トンガ王国のブース。

私にとってトンガ王国と言えば、大相撲(古い?)やラグビーなのですが

今回印象に残ったのが、3Dタパアート。

タパとはトンガの伝統的な紙で、それに絵や模様を描いたもの。トンガ語で、ヒアポと呼ばれるコウゾの木の皮から作られているそうです。

「宗教」「教育」「スポーツ」「文化」のテーマで描かれた絵がとても味があって、描かれている人たちが皆、いい表情をしていたのです。いつかこの国に行けたらいいな。
スリランカと言えばやはり紅茶
スリランカのブースも、コモンズA館にありました。

昔々の1970年、大阪万博では「セイロン館」として独自のパビリオンを建設したスリランカ(当時の国名がセイロン 1972年にスリランカに国名変更)ですが、2022年に新型コロナ流行による観光客の激減で、対外債務返済が困難となり、その年国家としての破産を宣言。そんな状況でも、がんばって参加しているのですね。

やはりスリランカと言えば紅茶。ヌワラ・エリアにも8年前に訪れたことがあるので、とても懐かしい!

スパイスも有名みたい。今回の万博展示で、スリランカにまた観光客が戻ってくればいいですね。
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