疲れたらモザンビーク館に行こう?
2025年7月3日(木)、大阪・関西万博に行く機会がありました。今回の万博は、予約なし&長い待ち時間なしで入れそうな海外パビリオン中心に見学。
今回はちょっと意外だった海外の単独パビリオンについて、ご紹介します。

最初に紹介するのが、アフリカ南東部に位置するモザンビーク館。長屋形式の建物に各国が区画ごとに入居する、「タイプB」のパビリオンで、最先端技術の紹介や伝統工芸品(この木琴は、叩いてみることもできました)が展示されていましたが、

メインは帆船を模したベンチ。写真はないのですが、たくさんの人がここで座っていました。知る人ぞ知る休憩所なのかもしれません。
次回の万博開催国・サウジアラビア
午後に訪れた、次回の万博開催国・サウジアラビア館。噂に違わずレストランには長蛇の列ができていましたが、パビリオンだけなら大丈夫と言われたので、少しだけ並んで入場できました。

なんといっても外観が素敵。参加国が自ら設計する「タイプA」のパビリオンで、サウジアラビア産の石材を使い、伝統的な都市構造物から着想を得たというデザイン。

サウジアラビアに、こんなにたくさんの種類の植物が育っているとは。

パビリオンは大きな一つの建物ではなくて、小さな建物がいくつかあって、建物の間には中庭や路地があります。

中庭では、伝統工芸品づくりの実演が行われていました。MCのサウジアラビア人男性は日本語が堪能で、時折関西弁も交えて、笑いを取っていました。館内にはサウジアラビアの自然や科学技術についての展示があり

私たちは味わえなかったのですが、中庭にはカフェもありました。話題のサウジアラビアコーヒーを、味わってみたかったな。
意外と身の回りにありそうなバングラディシュ製品
名前だけは知っているけれど、あまり知らない国の1つ・ガンジス川の下流に位置するバングラディシュ(インドの東隣)のパビリオンにも行ってみました。

この国も「タイプB」のパビリオン。内装はかなり凝っていて、

バングラディシュと世界各国が手を合わせたイメージの木組みが、パビリオンの中心にありました。

バングラディシュの一大産業である繊維産業の展示。このマネキンが着用しているのは、「織られた空気」とも呼ばれるダッカモスリン。薄くて軽い布で、マリー・アントワネットにも献上されたのだとか。一時は生産が途絶えたものの、最近技術が復活したそうです。

ジュートと呼ばれる麻を用いた製品が有名です。

「ゴールデンファイバー」と呼ばれ、最近ではサステナブル(持続可能な)素材として注目されているとか。

もしかしたら、我が家の衣服や雑貨の中にも、バングラディシュ製品があるのかも知れませんね。
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