2025年7月3日(木)、大阪・関西万博に行く機会がありました。今回の万博は、予約なし&長い待ち時間なしで入れそうな海外パビリオン中心に見学。
今回は、コモンズB館を見学した中で、印象に残った国々をご紹介します。コモンズB館はコモンズC館の向かい側にあり、アフリカやオセアニア、中南米の国々24か国が参加していました(ヨーロッパはゼロ)。ちなみにコモンズC館は11か国、コモンズA館には29か国の国々が参加しています。
ジャマイカと言えばあの人!
コモンズB館で、一際目立っていたのが、カリブ海の島国ジャマイカのブース。ジャマイカ国旗にもある、緑と黄色中心の内装で派手なのですが

ブースの入口近くに、この人がいたのです。ボブ・マーリー。ジャマイカ出身のレゲエミュージシャンで、レゲエを世界に広めました。

そしてこの人も! オリンピックで大活躍した陸上男子短距離選手のウサイン・ボルト。「人類最速の男」と呼ばれていましたね。

2009年の世界選手権(ベルリン)でつくった100メートルの世界記録9秒58、200メートルの世界記録19秒19の数字も壁に記されていました。

これはジャークスタンド。鶏や豚の肉を直火や炭火で焼き、スパイスやハーブで味付けされたタレに漬けこむジャーク料理の屋台です。現地の人々だけでなく、旅行者にも人気らしい。
要領が悪くて撮影できませんでしたが、印象的なブースの壁画や大阪府吉村洋文知事のサイン色紙、そして映画『クール・ランニング』でも紹介されていたボブスレーの展示などもあり、記念撮影をしている人たちも多かったです。
熱帯雨林の国ガイアナ
カリブ海の島国・ジャマイカは私も知っていたのですが、その後訪れたガイアナは、ほとんど耳にしない国。イギリス植民地時代には「ギアナ」と呼ばれていました。あの「ギアナ高地」のギアナです。Guyanaを英語読みにすると「ガイアナ」なのだとか。

場所は南米大陸の北。南にブラジル、西にベネズエラ(ギアナ高地の有名な観光地エンジェル・フォールはベネズエラ)があるという位置関係。日本でまだまだ知名度が低いとガイアナ側も認識しているようで、地図の立体模型がありました。わかりやすいです。

ここで印象的だったのが、熱帯雨林の動物たち(もちろん本物ではありません)。こちらはジャガーかな? 肉食動物の獰猛さが感じられない、優しくかわいらしげな表情でした。

そして驚いたのが、このナマケモノ! とても大きいのですが、実際は体長1mもないようです。

巨大ナマケモノは、機械仕掛けで口が動くんですね。これにもびっくり! 展示では熱帯雨林の動物が中心でしたが、実は産油国でもあるガイアナ。南米で最も豊かな国の1つに、将来なっていくのでしょうか。その頃には日本でも、もっともっと知名度が高まっていくでしょうね。
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