見るだけでも楽しい各国のパビリオン
2025年7月3日(木)、大阪・関西万博に行く機会がありました。
今回の万博は、予約なし&長い待ち時間なしで入れそうな海外パビリオン中心に見学。
私たちは東ゲートから入ったのですが、最初に入館しようと思ったら、スタッフがイベントに出席してまさかの閉館だったアイルランド館や

朝から大行列の(それでも屋根はあるみたい)

アメリカ館(上)

白く美しい建物が印象的なアゼルバイジャン館。こちらもすごい行列。

完成が遅れて話題だったインド館は、「バーラト館」が正式名。インドでは、インドという国名は英国の植民地時代の名残だとして、2023年のG20サミットから、ヒンディー語の「バーラト」に変更していたのだとか。これも知りませんでした。万博に行くと、いろいろ勉強になりますね。
ガイドブックに載っていなかった、夜の地球儀
今回、少しだけですが、日本のパビリオンにも行きました。

最初に訪れたのが、「夜の地球 Earth at Night」。元々イラン館として使用予定だった施設に展示されている、輪島塗の大型地球儀を見たかったのです。どうも展示が決まったのが急らしく、

私たちが持参した『大阪・関西万博ぴあ』)には載っていませんでした(多分最新版には、記載されているでしょう)。

2024年1月の能登半島地震でも無傷だった「復興のシンボル」。漆黒と金の地球儀は、とても美しい。

館内の外光が入らない部屋に置かれた地球儀には、多くの人が見入っていました。
大阪ヘルスケアパビリオンで、iPS細胞を初めて見た!
続いて訪れたのが、大阪ヘルスケアパビリオン。

「人生ゲーム REBORN in 2050」は抽選に外れたのですが(上の写真は、幸運にも当選した人たち)、

展示だけなら見ることができるというので、入ってみました。

運悪く、人間洗濯機の実演が終わったばかりというタイミングの悪さなので、割と空いていたのですが

iPS細胞の展示には、行列ができていました。これが噂に聞く、iPS細胞なんですね! もちろん初めて見ました。右の、色の濃いのがiPS細胞です。

3つある展示は全て「心筋シート」なのだそう。

もし万博に来なかったら、iPS細胞も見られなかったかも。いい出会いがありました。
三菱未来館と、オフィシャルストア東ゲート店
今回最後に訪れたのは、三菱未来館。1970年の万博でも訪れて、映像に驚かされました。

今回も迫力ある映像があったのですが、やはり昔の感動の方が大きかったかな。

三菱未来館に隣接していたのが、大阪・関西万博オフィシャルストア東ゲート店でした。5月末に訪れた長男夫妻は、入場にかなりの待ち時間を要したため諦めたそうですが、

この日は木曜だから?行列もなかったので入ってみました。やはり店内は、かなりの人です。

ここも祭を題材にした、非日常空間ですね。

実家へのお土産にクッキー(1,099円)を購入しました。
改めて思った、55年越しの「ありがとう」
今回万博に初めて行ったのですが、面白いけれどやはり体力はそれなりに消耗します。55年前の万博に、着物姿で一緒に行ってくれた当時62歳の祖母(ソ連館で2時間並んだ時も、弱音を吐かなかった)を、改めて尊敬。当時小学校3年生だった私の好奇心に付き合ってくれた家族(両親、祖母、妹)の皆に、今更ながらですが、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
夕方に帰ったので、地下鉄はそんなに混んでいなかったのですが、阪神巨人戦が甲子園球場で開催された日で、阪神なんば線が「超」大混雑。思わぬ伏兵に苦戦しながら、何とか帰宅できました。
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