Klookの英語ツアーで巡るミーソン遺跡(後編)  チャム・ダンスショーとベトナム戦争の傷跡

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インドや東南アジアの香り漂うチャム・ダンスショー

2025年8月26日(火)、私たちは前日Klookで予約した「ミーソン遺跡半日ツアー(ホイアン発)」(2人で4,757円)に参加しました。別途150,000ドンの入場料を払って、世界遺産ミーソン遺跡の中心部まで電気自動車で移動し

Klookの英語ツアーでミーソン遺跡へ!  陽気なガイドさんと多国籍メンバー

2025年10月22日

遺跡の中心部・グループBCDエリア(10~11世紀)を見学しました。

Klookの英語ツアーで巡るミーソン遺跡(前編)  古代チャンパ王国のヒンドゥー文化  

2025年10月23日

10時半ころ、ガイドのマイケルさんは私たち一行を「パブリックステージ」と呼ばれる場所に案内してくれました。

ここで、チャム族による伝統的なチャム・ダンスショーが1日4回開催されているのです。

チャム族の祖先・チャンパ人が、ミーソン遺跡を建設したと言われていますが

チャルメラのような響きの民族楽器(竹笛?)を男性が演奏していたり

まさに「インド風」の衣装を着けた男女による

ヒンドゥー教の神々の像のような動きが再現されていて

1回の公演は20分ほとでしたが、なかなか見どころがありました。

会場はやや涼しくて(何よりも屋根があります)、炎天下での遺跡散策ツアーのいい休憩になりました。

ベトナム戦争で破壊された遺跡と復興への道

この後、1時間弱の自由時間があったので、再び遺跡散策に出かけました。

ミーソン遺跡は広大な敷地を持ち、聖なる山マハーパルヴァタがよく見える中心部のグループBCDエリアが

建造物の数が多く、観光の中心となっているのですが

さらに奥に進み、グループAに行ってみることにしました。グループBCDよりさらに古い、9~11世紀の遺跡らしく

一番高く美しい神殿が建っていたようなのですが、ベトナム戦争で破壊されてしまい

現在神殿内のヨニ(女陰)だけが形を留めているそうです。

昔は一体、どんな姿をしていたのでしょうか。

丘を登ると、また新たな遺跡がありました。

こちらは、もう少し時代が下った13世紀に建設された、グループGの建造物。

シヴァ神の神殿のようです。

900年間チャンパ王国の聖域だったミーソン遺跡には、歴代王からの寄進が続けられ、チャンパ王国の文化・建築様式を伝えてくれます。

続いてグループEへ。ここには7世紀に建立された石碑があり、チャンパ国王が「聖なる河」ガンジスを見るために出発したことが書かれています。ヒンドゥー教の影響が強いですね。

最近修復されたばかりの宝物庫。レンガがまだ黒ずんでいなくて、新しい色をしていますね。

こちらはまだまだ修復中かな。

首のない石像。どんな顔をしていたのでしょうか。

グループBCDエリアにも、倒れたままの石柱や石の像があり、

文明が滅びてしまった後の姿を伝えていました。

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