新しくできたホイアン旧市街の観光スポット
2025年8月26日(火)の午後、私たちはホテルロイヤルホイアンギャラリーから、徒歩でホイアン旧市街にある来遠橋(別名日本橋)まで歩き、
橋を渡って旧市街のメインストリート・チャンフー通りを散策。外から見ているだけではつまらないので、1人120,000ドンの入場券を購入し、福建省出身者が集う福建会館や、中国から移住した貿易商フーンフンの家を見学しました。
フーンフンの家の隣に、
「日本文化展示の家」という看板がかかっている家がありました。残ったチケット1枚を使って、見学することに。
2022年8月にオープンした二階建ての家で、以前は本屋だった古民家を改装したもの。
縁側のイメージかな? 通りに面した畳の部屋や提灯が目を引きます。
お神輿や(元日越特別親善大使の杉良太郎さんが寄贈)
大河ドラマ『べらぼう』でもおなじみの浮世絵の名作
そして茶室のような一画。
折り鶴も日本のイメージかな?
ホイアンと関係の深い日本の自治体
2階に上がると、日本の自治体の展示ブースになりました。
ホイアンと関係の深い日本の自治体の中で、一番大きなスペースを占めていたのが、長崎県。
朱印船の本拠地の1つで、ホイアンと長崎を往来していた日本人も多かったでしょう。
長崎の名物グルメが、たくさん紹介されていました。長崎ちゃんぽんや佐世保バーガー
島原の手延べそうめんや、うに(解説を見ないとわからない!)
カステラやカステラ生地で餡を包んだ「かす巻き」、半ゆでにしたサツマイモを練りこんだ「かんころ餅」、彼杵(そのぎ)茶、大村寿司(大村市に伝わる押し寿司)。こうしてみると、長崎県って美味しいものが多いですね。
松阪生れの貿易商であった角屋七郎兵衛が、ホイアン日本人町の頭領を務めていたこともあり、三重県松阪市の展示もありました。ちょっと意外な組み合わせ。
松阪もめんの縞模様のルーツが、ベトナムのホイアンであるという説もあるそうです。他にも南蛮貿易や朱印船貿易の根拠地の1つだった大阪府堺市の展示ブースもありました。
杉良太郎さんのブースもあった!
ここで一番驚いたのが、杉良太郎さんのブースがあったこと。
元日越特別親善大使というのも、初めて知りました。
1989年、ベトナム戦争の兵士遺族の為、ベトナムで開催したチャリティー公演から本格的に交流を開始し
救急車を寄贈したり、医師や看護師を派遣する他、ベルラ子供村(ハノイ)で 152 人のベトナム人の子供たちの養父となっているそうです。
この他2階には、朱印船貿易の解説や
朱印船貿易時代のホイアンを描いた「茶屋交貿易渡絵図」の複製
そして、荒木宗太郎とワカク姫(ゴック・ホア王女 長崎ではアニオーさん)の紹介も。
2階からは、通りがよく見えたり
坪庭が見えたりと眺めも良く、休憩するのにもいい場所だなと思いました。








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