世界遺産ホイアン旧市街  日本とホイアンの関係がわかる日本文化展示の家

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新しくできたホイアン旧市街の観光スポット

2025年8月26日(火)の午後、私たちはホテルロイヤルホイアンギャラリーから、徒歩でホイアン旧市街にある来遠橋(別名日本橋)まで歩き、

ホテルロイヤルホイアンギャラリーから旧市街へ  旧市街のシンボル「日本橋」(来遠橋)

2025年10月26日

橋を渡って旧市街のメインストリート・チャンフー通りを散策。外から見ているだけではつまらないので、1人120,000ドンの入場券を購入し、福建省出身者が集う福建会館や、中国から移住した貿易商フーンフンの家を見学しました。

世界遺産ホイアン旧市街  中国人町から、フーンフンの家へ

2025年10月28日

世界遺産ホイアン旧市街  チャンフー通り散策と、入場券を使って福建会館観光

2025年10月27日

フーンフンの家の隣に、

「日本文化展示の家」という看板がかかっている家がありました。残ったチケット1枚を使って、見学することに。

2022年8月にオープンした二階建ての家で、以前は本屋だった古民家を改装したもの。

縁側のイメージかな? 通りに面した畳の部屋や提灯が目を引きます。

お神輿や(元日越特別親善大使の杉良太郎さんが寄贈)

大河ドラマ『べらぼう』でもおなじみの浮世絵の名作

そして茶室のような一画。

折り鶴も日本のイメージかな?

ホイアンと関係の深い日本の自治体

2階に上がると、日本の自治体の展示ブースになりました。

ホイアンと関係の深い日本の自治体の中で、一番大きなスペースを占めていたのが、長崎県。

朱印船の本拠地の1つで、ホイアンと長崎を往来していた日本人も多かったでしょう。

長崎の名物グルメが、たくさん紹介されていました。長崎ちゃんぽんや佐世保バーガー

島原の手延べそうめんや、うに(解説を見ないとわからない!)

カステラやカステラ生地で餡を包んだ「かす巻き」、半ゆでにしたサツマイモを練りこんだ「かんころ餅」、彼杵(そのぎ)茶、大村寿司(大村市に伝わる押し寿司)。こうしてみると、長崎県って美味しいものが多いですね。

松阪生れの貿易商であった角屋七郎兵衛が、ホイアン日本人町の頭領を務めていたこともあり、三重県松阪市の展示もありました。ちょっと意外な組み合わせ。

松阪もめんの縞模様のルーツが、ベトナムのホイアンであるという説もあるそうです。他にも南蛮貿易や朱印船貿易の根拠地の1つだった大阪府堺市の展示ブースもありました。

杉良太郎さんのブースもあった!

ここで一番驚いたのが、杉良太郎さんのブースがあったこと。

元日越特別親善大使というのも、初めて知りました。

1989年、ベトナム戦争の兵士遺族の為、ベトナムで開催したチャリティー公演から本格的に交流を開始し

救急車を寄贈したり、医師や看護師を派遣する他、ベルラ子供村(ハノイ)で 152 人のベトナム人の子供たちの養父となっているそうです。

この他2階には、朱印船貿易の解説や

朱印船貿易時代のホイアンを描いた「茶屋交貿易渡絵図」の複製

そして、荒木宗太郎とワカク姫(ゴック・ホア王女 長崎ではアニオーさん)の紹介も。

ホイアンの夜に偶然見た朱印船レプリカ  日本とホイアンの深い関係はホテルのコンセプトにも

2025年10月20日

2階からは、通りがよく見えたり

坪庭が見えたりと眺めも良く、休憩するのにもいい場所だなと思いました。

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