初めて乗る伊勢フェリー
2025年11月1日(土)、愛知県の伊良湖(いらご)岬や豊橋市を訪れる機会がありました。大阪方面から訪れる場合、豊橋市だけに行くなら、新幹線で行けばいいのですが(「ひかり」も停まる)、伊良湖岬を先に観光する場合は、新幹線で豊橋駅まで行くよりも、便利なルートがあったのです。
私たちは、大阪難波駅から近鉄特急で鳥羽駅まで行き、鳥羽駅から各駅停車に乗り換えて中之郷(なかのごう)駅で下車。そこから徒歩3分の場所にある鳥羽港フェリー乗り場から伊勢湾フェリーに乗る方法を選びました。
フェリーの待ち時間も含めると、大阪難波駅から4時間10分。、料金は近鉄4,120円+フェリー1,980円=6,100円と、なかなかコスパがいいのです。鳥羽港を10:40に出発する便に乗りました。
これは船に積み込むライフジャケットかな?
そうこうしているうちに、出発時間。こちらの船に乗ります。
車椅子の乗客にも対応している船でした。
曇り空の中、出航です。船室は広いのですが、オープンデッキに出られるエリアはやや狭い。でも景色を楽しむなら、やっぱりオープンデッキの方がいいかな。
鳥羽シーサイドホテルも見えました。いよいよ60分の船旅が始まります。
伊勢湾フェリーは「海上国道」 運が良ければイルカと出逢える
伊勢湾フェリーが就航するのは、国道42号線と国道259号線の海上部分。いわゆる「海上国道」です(私たちの場合、三重県鳥羽市から愛知県豊橋市を結ぶ国道259号線を利用します)。
私たちが乗船した時にはなかったのですが、今年(2025年)11月27日より、伊勢湾フェリーの船にはオープンデッキに「国道42号の道路標識」が設置され、新たなフォトスポットになっているとか(詳しくはこちらをご覧ください)。259号線も作ってほしいな。
伊勢湾フェリーの公式サイトでは「イルカ発見履歴」コーナーがあり、豊橋往きが決まった後に購入した漫画『だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!』(第1巻)でも、「うまくいけばイルカと渡れる国道」と紹介されていたのですが
残念ながら今回は、いくら目を凝らしていても、イルカの姿はありません。今年は1月、2月、5月、8月に見られたようです。一度見てみたい!
でも、三島由紀夫の小説『潮騒』(映画化もされました)の舞台として有名な離島・神島は見えたし
日本郵船の「DELPHINUS LEADER」という、自動車を6,000台も積載できるという超大型自動車運搬船を見ることもできました。名古屋港から自動車を輸出するのかな。
伊良湖岬が見えてきました。
特に揺れることもなく、60分の快適な船旅は終了。伊良湖岬のある渥美半島と、鳥羽港のある志摩半島を橋もしくは海底トンネルで結ぶという構想もあるようですが、もし橋やトンネルができたら、イルカを探すことは難しくなりそうですね。





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