難読地名の「淡河」は昔は播磨国だった
NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』を毎週楽しく見ているのですが、昨年、豊臣秀長ゆかりの地を巡る機会がありました。その1つが、神戸市北区の淡河(おうご)城。
地元の人以外なかなか読めない地名ですが、以前、夜行バス「よさこい号」で大阪から高知を目指した際に山陽自動車道の淡河PAで休憩があり、初めて知る地名なので「なんて読むんだろう?」「何市になるのかな?」と気になって調べた記憶があります。大阪梅田を出てからかなり時間が経っていたのに(多分渋滞していた)、まだ神戸市だと知って、がっくりした記憶があります。
淡河城のある淡河町(おうごちょう)は、昔は播磨国美嚢(みの)郡に属していました。神戸市北区の中で、北西部の淡河町だけが播磨国で、それ以外は摂津国。ちなみに神戸市全体で見ると、垂水区、西区、須磨区(西部や北部)が播磨国に属していました。神戸って2つの国にまたがって発展した町なんですね! てっきり神戸市は摂津国、明石市から西が播磨国と思っていたのですが、そんなに簡単なものではなかった。兵庫県って複雑。
ともあれ淡河城が播磨国にあるということは、秀吉の播磨攻略の舞台となったということ。おまけにあの豊臣秀長が苦戦した城だと聞いて、早速行ってみることにしました。
時刻表を見て唖然! 1日3便しかバスがない!
私たちは自家用車を持っていないので、公共交通機関を利用して、淡河城へ行くしかありません。
ネットで調べてみると、淡河町内には鉄道は走っておらず、淡河城址へのアクセスは神姫バス一択。午後は別の場所に行く予定もあるので、午前中の便がいいなと思って調べてみると、目指す路線の神戸三宮~吉川(よかわ)図書館前方面は、1日3便しかバスがないことが判明!
幸い9:00に三宮発のバスがあり、9:40に最寄りのバス停「下河原」に到着。そこから徒歩10分ほどで淡河城に辿り着けそうなのですが、問題は帰りのバス。調べてみると、逆方向の三宮バスターミナル方面へ行くバスが10:49にあります。これを逃すと、次は17:09の最終バスまで、バスの便はありません(1日3本)。
私たちを乗せたバスは、三宮から長い新神戸トンネルを走って六甲山地を縦断し、初めて見るダム貯水池「つくはら湖」を見ながら北上(途中下車してみたくなりました)。到着した下河原バス停は、まさに田園真っただ中で、三宮から40分しか走っていないのにまるで別世界のようです。
道標もあちこちにあり、スムーズに丘の上の城跡に到着できました。城跡の様子は、次回ご紹介します。お楽しみに。




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