レンタサイクルで向かった兵庫県立フラワーセンター
NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主人公たちが、毛利氏との「中国攻め」で最初に壁にぶつかる播磨地域(兵庫県南西部)には、時々テレビなどで紹介されるローカル第三セクターの北条鉄道が走っています。5年前(2021年12月)、初めて北条鉄道に乗って、沿線の観光地(兵庫県加西市)をいくつか訪れる機会がありました。
粟生(あお)駅から出発する北条鉄道に揺られ、まず降りたのが中間地点になる法華口駅。駅名の由来にもなっている、西国三十三ヶ所観音霊場の第26番札所・法華山一乗寺に参拝し、駅の近くにある「BIKERS & CARS CAFE 山猫家」でランチを堪能した私たちは
国の登録有形文化財になっている法華口駅から、終着点の北条町(ほうじょうまち)駅へ。
列車から降りて最初に私たちが向かったのは、駅舎のサイン色紙の下にポスターが掲示されていた
加西市の名所の1つ・兵庫県立フラワーセンター。大規模植物園です。
残念ながら、北条町駅から歩いて行くわけにはいかず(徒歩なら片道1時間)、バスの時間も私たちの都合には合わなかったので、北条町駅で自転車を借り、自分たちのペースで移動することにしました。自転車だと、30分くらい。
圧巻だった温室の花々
私たちがフラワーセンターを訪れたのは、12月4日でした。この時期、屋外で花を探すのは、植物園と言えどもさすがに難しい。夜ならクリスマスイルミネーションと言う楽しみもあるのですが。
こういう時は、温室に行くのが一番!
最初に出迎えてくれたのが「四季の花室」で、ポインセチアや
シクラメンなど、
この時期によく花屋でみかける植物。華やかで、気分が晴れやかになります。
次に訪れた、ベゴニアの一種「球根ベゴニア」コーナー。ここも華やか!
水に浮かぶ花もきれい!
もちろん、温室とは切っても切れない(?)蘭も充実しています。
食虫植物で有名なフラワーセンター
でも、私が一番温室で印象に残ったのが、ウツボカズラでした。
シンガポール記念ガーデンコーナーを進んでいくと、突如見えてきた、不思議な形の袋。
これがシンガポールなど東南アジアに分布する、ウツボカズラという食虫植物。
袋の蓋部分から蜜が出て虫を誘うのですが、袋の縁がつるつるしており、足を滑らせた虫は袋の中の消化液の中で溺れてしまうのです。袋の内側も滑りやすく、一度落ちた虫は這いあがることができません。怖ろしや。
温室には、大小さまざまなウツボカズラがありました。
袋の中が見たいような、見たくないような。でもこれだけ色々なウツボカズラを見ていると、だんだん好きになってくるのです。
今まで名前だけ聞いたことがある「ムシトリスミレ」も初めて見ました。後で知ったのですが、このフラワーセンターには食虫植物の育成・管理・展示普及の第一人者がおられ、私たちが訪れた翌年には、このセンターで栽培したウツボカズラが世界最大の捕虫袋を持つとして、ギネスブックに登録されたのだとか。見てみたかったな。








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