北播磨のローカル線・北条鉄道沿線を歩く6  古代鏡展示館

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なぜか県立フラワーセンターの中にある、畑違いの古代鏡展示館

NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主人公たちが、毛利氏との「中国攻め」で最初に壁にぶつかる播磨地域(兵庫県南西部)には、時々テレビなどで紹介されるローカル第三セクターの北条鉄道が走っています。5年前(2021年12月)、初めて北条鉄道に乗って、沿線の観光地(兵庫県加西市)をいくつか訪れる機会がありました。

粟生(あお)駅から出発する北条鉄道に揺られ、まず降りたのが中間地点になる法華口駅。駅名の由来にもなっている、西国三十三ヶ所観音霊場の第26番札所・法華山一乗寺に参拝し、駅の近くにある「BIKERS & CARS CAFE 山猫家」でランチを堪能した私たちは

北播磨のローカル線・北条鉄道沿線を歩く2  BIKERS & CARS CAFE 山猫家のランチ

2026年3月15日

北播磨のローカル線・北条鉄道沿線を歩く1  西国三十三ヶ所観音霊場の法華山一条寺

2026年3月14日

国の登録有形文化財になっている法華口駅から、北条鉄道終着点の北条町(ほうじょうまち)駅に移動し。

北播磨のローカル線・北条鉄道沿線を歩く4  北条鉄道の終点・北条町駅へ

2026年3月17日

北播磨のローカル線・北条鉄道沿線を歩く3  国の登録有形文化財・法華口駅

2026年3月16日

自転車を借りて、加西市の大規模植物園・兵庫県立フラワーセンター。へと向かいました。温室で球根ベゴニアやウツボカズラ(食虫植物)に感動した後

北播磨のローカル線・北条鉄道沿線を歩く5  兵庫県立フラワーセンターの温室

2026年3月18日

広い園内を歩いていた私たちは、不思議な建物を見つけました。

それは圓の中心部にある亀ノ倉池の西にある、古代鏡展示館。別名「兵庫県立博物館 加西分館」です。

古代の鏡を中心とした、古代中国の青銅器コレクションの展示館ですが、なぜフラワーセンターの中にあるのか謎。花や植物に興味がなく、古代鏡だけ見たい人でもフラワーセンター入場料を払って園内に入り、さらに展示館の観覧料を払う必要があるのです。まぁ観覧料が一般100円(高校生以下無料)という、良心的な設定なのですが。

加西生まれの実業家で、Aladdin(アラジン)という自社ブランドで暖房機器や調理器具等を製造する株式会社千石の社長・千石唯司(せんごく ただし)氏(2023年死去)が収集した、中国古代鏡など中国美術工芸品のコレクションが展示されています。加西市で展示してほしいという希望があったのかもしれませんね。

古代鏡の美しさに触れる

この建物は2017(平成29)年にオープンし、さらに2021年(つまり私たちが訪れた年)の3月に第二展示室が完成し、第一展示室も展示も一新するなど、リニューアルされたばかり。

この時は「象嵌(ぞうがん)」というテーマで企画展が開催されていました。「古代鏡」や「青銅器」というと、青緑色一色と言うイメージがあったのですが、こんなに色々な色彩があったとは。

展示品だけでなく、壁面も使用して印象的な展示をされていました。

古代鏡は、300面を越える数が千石氏から寄贈されたのだとか。

四神や瑞獣、仙人を天地の間に描いた「方格規矩四神鏡(ほうかくきくししんきょう)」もその1つ。

こちらは正倉院や高松塚古墳、法隆寺などでも見られる唐時代の鏡・海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)。

古代中国の副葬品である俑(よう)=人型(ひとがた)。鮮やかな色彩で、中国らしいですね。

古代鏡に詳しくないけど、見て面白いのかな?と少し心配していたのですが、館内の展示がとても美しくて見やすく、あまり知識のない私たちでも、古代中国の鏡と対面できているのは、ある意味とても素晴らしいことだなと思えました。県立フラワーセンターに来られたら、ここも一見の価値ありです。

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