歴史ある宿場町・北条の名を付けたホテル
NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主人公たちが、毛利氏との「中国攻め」で最初に壁にぶつかる播磨地域(兵庫県南西部)には、時々テレビなどで紹介されるローカル第三セクターの北条鉄道が走っています。5年前(2021年12月)、初めて北条鉄道に乗って、沿線の観光地=兵庫県加西(かさい)市をいくつか訪れる機会がありました。
加西市の中心部にある終点の北条町(ほうじょうまち)駅で下車した私たちは、加西市の大規模植物園・兵庫県立フラワーセンターや、五百羅漢で有名な羅漢寺(らかんじ)を見学。
羅漢寺の見学を終えて、今夜の宿へ。
宿は羅漢寺からも近い「ホテルルートイン加西 北条の宿(しゅく)」にしました。
それにしても、この辺りは加西市なのに(しかもどうやら加西市の中心のようです)、鉄道名も、駅名も、ホテルも「北条」がついているのはどうしてなのかな?と思って調べると、この辺りは古くから住吉神社、酒見寺(さがみじ)の門前町として栄えた「北条の宿」という歴史的な宿場町だったのです。京都から下関・大宰府へと通じる西国街道の宿場町として栄えました。
また西は姫路・但馬へ、東は丹波・京・大坂へと続く西国街道の脇道である横尾街道も、北条の宿を通っていました。つまり北条の宿は、当時の交通の要衝。『田舎なれども北条は都、月に六斎(回)市が立つ』と謳われるほど繫栄していたのだとか。明治になっても「加西郡北条町」として、加西郡の中心だったのですが、1967年に北条町は他の2つの町と合併して新しい「加西(かさい)市」が誕生(加西郡は消滅)。既に「北条市」が愛媛県にあったため、地域の中心は北条町だったのですが、「加西市」となったのです。でも歴史ある北条の名前は、あちこちに残っているのですね。
加西市が誘致したホテル
このホテルは、2018年に加西市が誘致したホテルだそうです。
かなり遠くからでもすぐわかる、地上9階建てのホテルですが
歴史的景観形成地区に指定されている、周辺地域の景観に配慮した和風の佇まい。
部屋も快適で、落ち着いて過ごせました。
テーブルもあって、ゆったりしています。
飾られていた写真は、ご近所の羅漢寺・五百羅漢。
ビジネスホテルの為、夕食はついていませんが(北条町駅近くの「はま寿司加西店」で食べました)
朝食は、なかなかの充実ぶり。料理の品数も多いし、焼きたてのパンもあります。
ついつい朝から、食べ過ぎてしまう!
部屋の窓からの眺めも、なかなかのものでした。たっぷり英気を養って、宿場町見学に出かけましょう。








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