大ムカデ伝説の残る三上山へ
今年(2026年)3月28日(土)、滋賀県野洲(やす)市にある「三上山(みかみやま)」に登る機会がありました。
別名「近江富士」とも呼ばれる三上山の麓には、「御上(みかみ)神社」と呼ばれる神社があり(野洲駅から徒歩40分ほど)
三上山をご神体として祀っているこの神社にまず参拝してから、いよいよ三上山山頂を目指します。
三上山には昔、この山を7巻半する大ムカデが棲みついており、琵琶湖湖底の竜宮に住む龍女の頼みで、平安時代の武者・藤原秀郷(ひでさと)=別名「俵藤太(たわらのとうた)が瀬田の唐橋で大ムカデを退治したという伝説が残っています。
こんな美しい山を7巻半もする大ムカデ。
凶暴で攻撃性が高いとされる大ムカデと、三上山とは、なぜ結びついたのかな?
一般向けの「裏登山道」でもなかなかハード
御上神社から、「三上山登山道」の道標に従って交差点を渡って進んでいくと、やがて登山道に到着。道が2つにわかれていますが、どちらも山頂へと続いているようでした。
看板には、「山頂へ 楽な道なし 三上山」と書かれています。思わず「帰ろうかな」と思ったりしたのですが、御上神社社務所で「裏登山道は一般向け」と教えてもらったので(夫は、表登山道が一般向けだと勘違いしていた)、ここは迷うことなく、裏登山道の方向へ。ちなみに「よんチャンTV(テレビ)」の「よんチャン登山部」で、アナウンサーが登っていたのは、表登山道でした。
裏登山道の入口です。獣害対策のため、登山道入口の柵は必ず閉めましょう。
裏登山道は、主に樹林帯の中を進む道です(表登山道は、露出した岩や巨岩が多く、登り応えたっぷりらしい)。樹林帯の中は神秘的で(ちょっと下界の物音も聞こえてきますが)、森林浴気分で歩けるかなと思ったのですが、やはり上り坂が急な個所=木の根道や岩肌が露出している斜面は大変! 道がなく、自分で「攻略ルート」を考えて登って行かなければなりません。
下り道の事を考えて、トレッキングポールを持ってきたのですが、急な上り坂で身体を持ち上げるのにも、大いに役立ってくれました。
困ったのが、頂上へ着くまでにざっくりした距離表示看板が、1枚しか見なかったこと。「山頂まで500m」と書かれていますが、あと500mがどのくらいの距離かもわからないし(山道の500mって、とても大変そう)、あんなに一生懸命登ったのに、登山口まで600mしか進んでいないと知り、とてもがっかり。でもまぁ、半分以上は歩いたみたいなので、それを励みに歩きました。
何度もくじけそうになりながら、やっと神社を発見! 「八大龍王社」(東の祠)です。
昔、三上地区一帯で日照りが続いていた時に、宮司と氏子が山に登り雨乞いの祈願をし、雨を降らせたという記述があり、それ以来「雨乞いの神」として崇められているとか。山麓の御上神社で御朱印も授与してくれるのですが、ここにあると知らず、貰いそびれてしまいました。残念!
せっかく登ったのに、またすぐ下り坂になり、また登る。やっと標高432mの三上山山頂に辿り着いた時には、40分どころか、その倍の80分もかかってしまったのです。頂上の様子や展望については、次回ご紹介します。お楽しみに。







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