10年前と違う造幣局入り口
2026年4月9日(木)。夫が偶然、この日11:00~11:30枠の大阪造幣局通り抜けが予約できることに気付き(キャンセルが出たようです)、運よく予約できました。しかもこの日は、通り抜け初日だったのです。ラッキー!
前回、造幣局の通り抜けに行ったのは10年前(しかも同じ4月9日!)。当時は事前予約も必要なく(今は完全予約制)、
自由に入場できたのですが(上はその時の写真)、今は入り口でQRコードを提示し、荷物チェックもありました。何だか空港みたい。
造幣局の通り抜けの桜は、公園などでよく見かけるソメイヨシノよりも、少し遅めに開花する八重桜が中心。訪れた4月9日は、一分咲き、二分咲き状態で、あまり咲いていないのでは?と心配していたのですが
きれいに咲いている木々も多かったのです。上は入口の近くにあった糸括(いとくくり)。薄いピンク色で房になって咲く花が、ボリュームがあります。
今年は曇っていたけれど、10年前はいい天気でした(上の写真)。天気のいい日に来たかったな。
今年の花・「御衣黄」にびっくり
造幣局の通り抜けでは、毎年、「今年の花」が選ばれます。
10年前に訪れた時は、「牡丹」という品種が選ばれていましたが
2026年の「今年の花」は、「御衣黄(ぎょいこう)」という珍しい品種。
まだ花が咲いてなくて、葉ばかりかなと思っていたのですが、
なんと、花が黄緑色で、葉とほとんど同じ色なのです。
「桜はピンク色」という私たちの概念を、大きく覆す品種でした。こんな桜も、あるんですね。
入口で貰ったパンフレットにも、ちゃんと紹介されていました。これで一躍、この桜も有名になるかも。
とても珍しい桜だと思っていたのですが、江戸時代に仁和寺で栽培され始め、あのシーボルトも標本で持ち帰っていたのだとか。花の色が、貴族の萌黄色の衣服の色に似ているので、「御衣黄」の名が付いたのだとか。
こんなに変わった桜は、10年前に見てたのかな?と思い、10年前の写真をよくよく見直すと、
やっぱり見ていたのでした。花の名を書いた短冊は映っていませんが、これはどう見ても「御衣黄」でしょう。
「御衣黄」と「鬱金」の違い
私たちが最初に見た「御衣黄」(通り抜け会場には、3か所に植えられています)の隣には、「鬱金(うこん)」という品種の桜もありました。
鬱金はショウガ科の植物で、「ウコンの力」という二日酔い対策サプリでもおなじみのスパイス。根が濃いオレンジ色で、英語名はターメリック。カレー粉や黄金色の染料としても用いられています。その名を貰った桜なので、これもピンク色ではなく、黄色や黄緑、緑色の花を咲かせます。
最初はどちらが「御衣黄」で、どちらが「鬱金」かわからなかったのですが、
「鬱金」は淡い黄色の花でした。「御衣黄」の方が、黄緑色が強そうです。どちらの花弁にも、黄色の色素(カロテノイド)と緑色のクロロフィル(緑色の色素 葉緑素)が含まれているのですが、「鬱金」の花弁の方がクロロフィルが少ないため、淡黄色に見えるのだとか。実物の花を見て、納得できました。





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