コルマール 旧税関やプティット・ヴニーズ地区を訪ねて

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アルザス地方オー=ラン県の県庁所在地コルマールは、旧市街にドイツ風の木組みの家々が並び、とても可愛い街並みです。

観光客も多く、私達が訪れたときには、ミニトレインも走っていました。

でもぶらぶら歩いても、十分見て回れそうな規模で、観光しやすい街です。

木組みの家々のベランダには花が飾られていて(洗濯物は干していない!)、窓のデザインも凝っていたりして、ただ街歩きしているだけで、楽しい場所でした。

『ウィキペディア』によると、現皇太子殿下(オックスフォード大学院留学中)と小和田雅子さん(ハーバード大学在学中)が、1984年(昭和59年)にコルマールで、お忍びデートをしたと、『週刊ポスト』や『女性自身』に報じられたこともあったとか。

もちろんこのデートは、公式には認められていません。

皇族の方々の苦労が偲ばれます。

余談ですが、秋篠宮家の長女・眞子さまの婚約が話題になっていますね。

ご婚約おめでとうございます。

 コルマール経済の中心を担った税関

私達がうっかり気付かず、見過ごしてしまった旧税関も、ベランダに飾りがついていて、屋根が美しかったので、かろうじて1枚写真に残っていました。

ちなみにこの屋根の格子模様は、アルザス地方独特のものらしいです。

この旧税関が建てられたのは、1480年。

日本はこの頃室町時代で、応仁の乱が終わってから3年後という時期です。

旧税関は市内に現存する最古の公的機関で、コルマール経済の中心的な役割を果たしていました。

コルマールに持ち込まれた全ての貨物がここで検査され、課税されたり一時保管されたのでしょう。

そういえば、旧税関前には広場もありました。

コルマールは13世紀に城壁が作られ、帝国自由都市の資格を得ます。

ライン川の上流に位置しており、水路を利用した交易が盛んでした。

特にワイン交易が盛んだったようで、現在でもコルマールは、「アルザスワインの首都」と呼ばれているようです。

アルザス地方は今でもワインの名産地で、アルザス・ワイン街道という観光ルートもあるのだとか。

旧市街には、雰囲気の良さそうなレストランもたくさんありました。

今回は滞在時間が短かったので立ち寄れませんでしたが、美味しいアルザスワインを飲みたかったな。

 プティット・ヴニーズ地区

旧税関の裏から続く一帯は、フランス語で「小さなヴェネツィア」(プティット・ヴニーズ)と呼ばれています。

街の南東を流れるロシュ川から運河が延び、その両側に木組みの家々が並んでいますが、他の地区と違って、この地区の家々は色とりどりのパステルカラー。

かつて魚市場が開かれていた一帯は、ポワッソヌリ(魚市)通りと呼ばれています。

運河を使って、ワインや農産物など色々な物資や人々が行き来していたのでしょう。

現在では、ヴェネツィア同様、小さな遊覧ボートも出ています。

本物のヴェネツィアの写真も紹介します(2014年12月撮影)。

 

比べてみると、ヴェネツィアは海に近いため、運河の規模がはるかに大きいです(街中には狭い運河もあります)。

またヴェネツィアは家々がそんなにパステルカラーではなく、赤茶色や白、黄色を基調としているので、やはり雰囲気は違います。

日本の「小京都」と同じく、どうやら世界各地に「〇〇のヴェネツィア」を名乗る場所があるようです。

岡山県倉敷市も、ヴェネツィアに似た景色があるそうですが、どこだろう?

 看板にも注目

旧市街の家は1軒1軒表情が違い、個性的な店もたくさんあります。

建造物だけでなく、飾り看板もドイツ風。

やっぱりドイツ文化圏の看板はお洒落だなと思いました。

いつか行きたいウンターリンデン美術館

一方、簡素な建物もありました。

サン・マルタン教会やドミニカン教会は、赤い砂岩で建てられたゴシック建築。

1232年に創設されたライン神秘主義の本拠地、ドミニコ派修道院を改修したウンターリンデン美術館もシンプルだけど、気になる建物でした。

この美術館には、ドイツ人画家グリューネヴァルトの傑作「イーゼンハイムの祭壇画」など多くの作品が展示されています。

2015年12月にリニューアルオープンしたということで、『地球の歩き方』にも紹介されていました。

旧市街のあちこちに美術館への道標があり、世界中から観光客が訪れる、パリ以外ではフランスで来訪者第2位の有名美術館だそうですが、残念ながら、今回は見学断念。

次回訪れた時には、絶対見学したい!

その時はもちろん、今回できなかった遊覧ボートでの運河クルーズや、アルザスワインを飲みながらの食事も楽しみたいものです。

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