4年前とは大違い! peach関空~台北便と関西国際空港第2ターミナル 

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関西に住んでいるので、日本初のLCC(格安航空会社)・Peach Aviation(関西国際空港が拠点)に乗る機会が時々あり、今月の3連休もPeachで台湾(関空~桃園)に行きました。

チケット料金の内訳 関空と羽田の差は?

今回の旅行では、旅行の5カ月以上前の2月5日(月)に安いチケットを購入。

行き(15日)が2人分で27,160円+税・空港使用料3,080円+座席予約代1,200円=31,440円

帰り(17日)が2人分で30,360円+税・空港使用料3,740円+座席予約代1,200円=35,300円

クレジットカード支払い手数料が440円×4枚分の1,760円を加え、68,500円(1人34,250円)でした。

Peachは表示される運賃は安いけれど、その後何かにつけて追加料金を取るので、結果的には「思い切り安い!」という感じにはなりません。

今回の旅行では、羽田から同じくPeachを利用した娘と台北(桃園空港)で待ち合わせしましたが、料金を比べてみると、なかなか面白いです(以下羽田発台北行きの料金)。

行き(15日)が1人分で11,080円+税・空港使用料2,670円+座席予約代600円=14,350円

帰り(17日)が1人分で9,680円+税・空港使用料1,870円+座席予約代600円=12,150円

クレジットカード支払い手数料が880円(440円×2枚分)かかり、合計で27,380円でした。

羽田便の方が飛行距離は長いのに6.370円も安いのは、羽田発が早朝5:55、帰りの羽田到着が深夜(翌日0:55)という超ハードスケジュールのため、低価格で勝負したのでしょうか。

娘の場合、行きは終電で羽田に向かい、待合室で仮眠し、帰りは電車がないのでタクシーで帰宅しました。

若いから無理もできるのかな。

梅田~関空リムジンバス 早朝や深夜も大行列

私達の時程は娘ほど過酷ではなく、関空発8:30、帰りの関空到着は22:15です。

ちなみに関空~高雄便は、1日1本しかありませんが、関空発11:00、帰りの関空到着は17:55と、とてもLCCとは思えない、余裕のある時間帯になっています。

前回peachで関空から台北へ行った2013年5月には、8:30に出発する飛行機に乗るにはリムジンバスの時間が合わず、前日空港の近くで宿泊する必要があり、日根野のベストウェスタンホテル関西エアポート(現在は関西ジョイテルホテル)に宿泊しました。

今回は宿泊の必要はなく(第2ターミナル行きのリムジンバスが増発)早朝の電車で梅田に行き、新阪急ホテル6:00発のリムジンバスに乗る予定だったのですが、予想以上の長蛇の列にびっくり。

バスが満席となり、6:00のバスに乗れずにその次のバス6:10発に乗りましたが、このバスにも乗り切れない人たちがたくさんいました。

半分以上が第1ターミナル行きの乗客で、Peach利用でなくてもこの時間帯は混みあうのだなと痛感です。

帰りの関空から梅田に向かうバスも長蛇の列で、1本後のバスに乗らざるを得ない人たちがかなり出ました。3連休最終日のせいでしょうか。

日本初の「スマートセキュリティー」が関空第2ターミナルに!

Peachの自動チェックイン機は、シャルル・ド・ゴール空港にあるエールフランスの自動チェックイン機に比べると、本当に使いやすいです。

パスポート情報の読み取りがとてもスムーズで、エラーもなく、簡単にチェックインできました。

この、一見普通の自動チェックイン機ですが、実は段ボールでできているそうです。

『LCC・ピーチの新チェックイン機は段ボール?!遊び心だけではない開発の裏側』(マイナビニュース)

今回驚いたのは、「スマートセキュリティー」というシステムで、手荷物検査用のトレイ移動は自動化され、ボディスキャナーもありました。

関空に日本初の「スマートセキュリティー」待ち時間が1/3に短縮(マイナビニュース)

4年前にはなかった設備に感激しながらスムーズに入国審査を終え、待合室ロビーに行ってみると、飲食店や売店も増えているし、ガチャコーナーもありました。

関空第2ターミナルから機内まで、結構歩く(歩かされる)のは、4年前と同じです。

乗り心地と機内アナウンスについて

行きのフライトでは、後ろの人が大柄で、膝が前の(私の)座席に当たってしまい、揉み玉で背中や腰を圧迫されているようでした(少し違和感)。

LCCの一番安いスタンダードシートだから、ピッチが狭く、シートが薄いのは仕方ないのでしょうか。

また、客室乗務員のアナウンスが、他社よりもやや多いような印象を受けました。

大阪弁の機内アナウンス(羽田発台北便ではなかったようです)は、ネットでは好評のようですが、個人的には違和感を感じます。

普通の大阪人は、「ほんま、おおきに」という、京都の舞妓さんか時代劇で使うような言葉は、普段言わないんです。

遊び心満載のpeachなので、殊更「(作られた)大阪らしさ」を逆手に取っているのかもしれません。

このアナウンスが気になるのは、私だけでしょうか。

ご縁がなかった最終便の機内食

一方台北から関空への帰国便(18:30台北発)に乗ろうと、余裕をもって2時間以上前に台北・桃園国際空港に行ってみると、カウンターにはすごい行列ができていました。

「出発50分前までに到着しておけば大丈夫」と夫は余裕だったのですが、この行列を見てびっくり(どこに行っても行列です)。

「余裕を持って行動しよう」と考えているため、2時間少し前に来る人が多かったのでしょう。

結局チェックインに時間がかかり、簡単な食事を済ませ、あたふたとゲートへ向かう羽目になりました。

今回は定刻通りの出発で(4年前は「使用機材到着の遅れ」がありました)、とてもありがたかったのですが、機内で夫が食べたかったお好み焼きが売り切れでした。

Peach最終便では売れ残りを防ぐために、機内食の半額サービスがあるのですが、今回は私達のところにカートが来るまでに、売り切れてしまったようです。

仕方がないから飲み物だけ注文しましたが、さっき写真を見ていたら、4年前に頼んだ飲み物と同じものを、2人とも注文していました。

Peachを取り巻く環境は、4年で大きく変わったけれど、私達の好みは全然変わっていませんでした。

今回の旅行では、定刻通りに関空に着陸できたものの、機内に発熱している乗客がいて、検疫官が入ってくるということがあり、乗客の降機が少し遅れました。

幸い私達は、無事リムジンバスにも梅田からの電車にもスムーズに乗れましたが、帰りの足の確保がもっとできればいいのにということは、いつも切実に感じています。

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