台北から花蓮市・馨憶精緻(しんいせいち)民宿へ 台鐡特急の車窓から

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台鐡台北駅

今夜は、台湾東部の花蓮市で一泊の予定なので、台北から花蓮まで、台鐡(在来線)で移動です。

今日の切符は、あらかじめ日本でネット予約をしておきました。

特急列車を利用するため全席指定で、料金は1人440元です。

台鐡の人気列車である太魯閣列車に乗ってみたかった夫ですが、予約可能な日付になると、秒殺で満席になるとかで、私達は今月1日に挑戦したのですが、ご縁がありませんでした。

人気列車なのだから、もっと本数を増やしてくれてもいいのにな。

ネット予約をしたのだから、15:40の発車まで余裕かなと思ったら、プリントアウトした予約票をもって窓口に行って切符に引き換えてもらわねばならず、広い駅構内を歩き回りました。

巨大な吹き抜けになっている駅舎中央に、切符売り場の窓口があってそこで引き換えてもらいましたが、引き換えの際には購入者のパスポートが必要なので、あらかじめ用意しておいてください。

やっと切符を引き換えてもらい、今度は地下の改札口へ。

行先や時刻を表示する案内表示機が、昔の空港にあるような反転フラップ式(パタパタ回転するタイプ)でした。

懐かしのテレビ番組『ザ・ベストテン』でも使われていて、最近は日本では見なくなったけれど、とても懐かしいです。

台北から花蓮へ 蓬莱米が実る水田風景

ホームに降りると、懐かしい雰囲気の列車が停まっていました(私達の1本前の列車でした)。

私達の特急列車はこれ。やっぱり特急列車という感じで、内部もきれいでした。

台北を出発すると、やがて車窓から高層ビルが消え、緑の山々や水田が続きます。

台湾は二期作を行っていて、7月にはもう、一期目の稲刈りが間近な水田が広がっていました。

一期目は春節のころ(1月末~2月上旬)に播種し、6月下旬~7月上旬に収穫。

二期目は7月に稲刈りをした後の株に再生した稲を育て、11月に収穫するとか。

台湾ではもともと暑さに強いインディカ米が栽培されていましたが、日本統治時代に農学者の磯永吉(1886~1972)が、インディカ米とジャポニカ米の交配を繰り返し、10年の歳月をかけて、台湾の風土によく合い、美味で優れた性質を持つ蓬莱米(ほうらいまい)を開発しました。

現在でも台湾の主要な食料になっている蓬莱米のことを、この旅行の際に初めて知りました。

映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』で、台湾南部・嘉南平野の農業水利事業に大きな貢献をした八田與一(よいち 1886~1942)のことを初めて知りましたが、彼と同様に、磯永吉のことも、もっと日本人は知っておいてもいいのではないかと思いました。

馨憶精緻民宿との、ちょっと不幸な出会い

列車は定刻通り、17:51に花蓮駅に到着しました。

今日の宿は、夫がネットで見つけてきた馨憶精緻民宿で、日本人のご主人と台湾人の奥様が経営されており、明日の太魯閣渓谷ツアーでもお世話になります。

夫はご主人とメールで色々打合せしていたようで、5日前のメールでは、花蓮駅へ無料で迎えに来てくれる手はずになっていました。

列車の時刻も伝えたのに、なぜか「宿の看板を持ったそれらしい人」が見当たらない。

駅の出口方面だけでなく、入り口方面も(ここは乗客で大混雑)、タクシー乗り場の向こうまで、懸命に探したのですが、見当たらない。

ちょっと焦りました。

この民宿は『地球の歩き方』にも一面広告を出しているので、うまい具合に小銭もあったので、花蓮駅のレトロな公衆電話(あって助かりました)で思い切って電話をかけてみることに。

するとご主人が応対され、私達の迎えを失念されていたということで、私達は3人とも唖然としました。

今から来るというので、出口のベンチでひたすら待ち、結局約束の時間から40分遅れで、台湾人の奥様が黄色いタクシーを運転して登場。

駅から宿までは大体15分くらいで、途中には閉鎖されたホテルらしき建物もありましたが(『ガイアの夜明け』というテレビ番組で、政治がらみで中国からの観光客が減っているという報道がありました)、週末のせいか賑わっている印象がありました。

奥様の話によると、中国人の団体客は、ホテルよりも民宿を利用するようになっているとか。

3人とも少々頭に来ていたので、車中でも口数少なく、民宿でのチェックインの際にはご主人にかなり強く抗議しましたが、笑顔で謝られてそれで終わり。

宿泊料金は少し安くしてくれて、4人部屋が2,100元→1,950元になりました。

明日のツアー料金「タロコ渓谷歴史探訪(一日コース)」は1人1,500元で、チェックインの際にまとめて現金で支払い、合計6,450元。

部屋は広々していて(4人部屋を3人で使ったため余計にそう感じます)、清潔で、無料Wi-Fiも使えてよかったです。

食事はついていませんが、周辺の美味しい店や、夜市の情報を教えてもらい、朝晩ともおいしい食事が食べることができました。

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