馨憶精緻(しんいせいち)民宿主催のツアーに参加した後、花蓮駅での列車出発までかなり余裕があったので(早い時間の列車に乗ることもできたのですが、座席がありませんでした)、駅で土産物を探すことにしました。
花蓮駅でショッピング
花蓮駅は、停車する列車すべてが停まる駅です。
入り口と出口は分かれており、改装中の影響か、入り口の待合室は常に人でいっぱいでした(写真は出口です)。
待合室の椅子に座れない場合は、駅舎の外にたくさんあるベンチを利用してもいいでしょう。
大きい駅なので、トイレも公衆電話もセブンイレブンもあり、土産物屋もあったので、列車を待つ間に花蓮のお土産を買うことにしました。
定番のパイナップルケーキなど色々なお土産があったのですが、花蓮ではサツマイモのお菓子が有名だと聞いていたので、この「花蓮芋」というのを購入。
職場と実家に持っていき、職場でお相伴しましたが、素朴な甘さがあるお菓子でした。
ミントティーを購入しましたが、これにも砂糖が入っていました。でも美味しかったです。
憧れの駅弁
花蓮から瑞芳まで乗車するのですが、昨日と違い特急には乗れず、莒光号(全席指定の急行)になりました。
停車する駅が多く、通過待ちなどでスピードはやや遅いですが、車内でのんびり過ごすこともできます。
大雨のせいか、時々(特に駅を発車すると間もなく)車内の電気が一斉に消えるのに少し驚き。
でも、座席のリクライニングなどとても快適で、乗り心地はよかったです。
時間があるので、憧れの駅弁を車内で注文して、食べてみました。
台湾では駅弁が面白いし美味しい!というのに、昨年ようやく気が付きました。
昨年は、阿里山森林鉄道の奮起湖駅の老街で、有名店「奮起湖大飯店」のお弁当を店内で食べました。
その翌日、嘉義駅でも美味しそうなお弁当を見ましたが、買えずじまいでした。
この列車の車内販売で購入したのは、このお弁当。
「台鐡便當」の文字とSLの組み合わせというレトロな雰囲気がたまりません。
排骨(パイコー)という、骨付きあばら肉や煮卵まるごと1個など、基本の素材もしっかり入って1つ80元。
売り子さんとうまくコミュニケーションが取れなくて、値段がわからずに困っていたら、前の座席にいた男性が通訳してくれて、購入することができました。
台湾の人は、とても親切です。
瑞芳駅
18:05に花蓮駅を出た列車は、21:00に瑞芳に到着しました(明日はここから平渓線に乗ります)。
台湾の駅は、どこも少し昔の日本のJRの駅のようで、懐かしい感じがします。
特に夜は、レトロな雰囲気がひときわ強まるようでした。
デリケートパヒューム瑞芳駅
面白い名前ですが、今夜の私達のホテルです。
『地球の歩き方』には瑞芳に関する記事が全くないのですが、明日の平渓線巡りを考えると、この駅前に泊まるのが断然いいというわけで、ネットでホテルを調べました。
Booking.comでみつけたのが、このホテルです。
このサイトの地図によると、セブンイレブンを目指していけば見つかるらしい。
でも、なかなかすぐには見つかりませんでした。
理由は、瑞芳駅は出口が2つあり、私達が最初に出た出口が、ホテルの反対側の出口だったため、いくら探してもセブンイレブンが見つからなかったのです。
やっとセブンイレブンを見つけても、細い道に入っていくのに気が付かず、看板を見つけてやっと道がわかるという始末です。
周辺には飲食店や屋台が多く、食事がついていなくても、ここで十分食事ができる便利なロケーション。
さてホテルですが、フロント棟と宿泊棟が少し離れており、宿泊棟1階に給湯器があり、各フロアに冷水や冷蔵庫もあり、フロントでお願いすると無料コーヒー(インスタント)もくれました。
セキュリティーもしっかりしているようですが、給湯器の使い方がよくわからず、娘の世話になりました。
ここはスタンダードダブルを2部屋予約し、2,000元(約7,600円)を支払いました。
昨日よりも部屋は狭く、タオルとバスタオルは使い捨てタイプのものが支給されましたが、特に大きな不満はなかったです。
隣の部屋がカギがかかっておらず、ずっと水が出ているような音がしているのが、少し気になったくらいでした。
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