スリランカの酒屋に行ってみた
聖地ミヒンタレーの見学も終え、今夜の宿のあるハバラナの町を目指します。
途中見たのが、日本なら絶対逮捕されそうなこの光景。
スリランカではごく普通に見ることができました。
さて、ハバラナの町で最初にやることが、ビールの買い込みです。
実は明日は満月で、スリランカではポーヤ・デーという仏教徒の休日。
この日は労働を断って1日体を休め、寺院へ参拝する聖なる日とされているのです。
経済活動の他、食肉、飲酒など「不浄」とされる行為は停止され、お酒が欲しいなら今日の夜8時までに買い込まないと、明日は売っていないと言われました。
ハバラナの酒屋に案内されましたが、日本と違いすぎる店頭にびっくり!
どれだけ治安の悪い国の商店だろう?と思ってしまいます。
普通のハバラナの店(酒屋の隣)はこんな感じなのに。
お酒を人前で飲むのは、はばかられる
スリランカの場合、アルコール販売は日本と同じ免許制だそうですが、販売や飲酒については、日本よりもずっとずっとハードルが高い印象を受けました。
スーパーマーケットにもアルコールは売られておらず、ホテルやレストランにも置いていません。
おかげで旅行中は、いつもと違ってほとんどアルコール抜きで過ごす羽目になりました。
スリランカにも飲酒タブーのムスリムはいるし(最近ムスリムの人口が増えているそうです)、多数派の仏教徒にとっても、人前で飲酒するのが、はばかられるようなお国柄なのでしょうか。
この店も、(たまたまかも知れませんが)お客が全員おじさんでした!
日本のように、若い女性が気軽に飲酒できる雰囲気ではありません。
それでもガイドのランジェナさんにお願いして、スリランカの定番で人気のあるライオンラガーを購入してもらいました。
お酒は部屋で飲みましょう
今日の宿は、ガイドブックにも載っている大きなホテル、シナモン・ロッジ・ハバラナ。
ロビーが屋外にあったのが、面白かったです。
チェックインの時に、ウェルカムドリンクが出てきて大喜びです(緑のアボガドもしくは赤いスイカジュース)。
10ヘクタールという広大な敷地に、コテージが並んでいます。
私達の部屋はこんな感じ。
とても広くて、内装も美しくて大満足。
ここで先ほど購入したビールをいただきました。
とても美味しくて、コクもあってキレもあって、いくらでも飲めそうです。
普段あまり飲まない他の2人も、疲れと暑さのせいか、いつもよりたくさん飲んでいたように思います。
帰国後調べたところ、1881年創業のアジアでも屈指の歴史をもつ醸造所、ライオン・ブリューワリーの定番商品で、2006年にはモンド・セレクション金賞を受賞しているとか。
リゾート地のモルディブでもよく飲まれているビールのようです。
国旗にライオン(ライオンはシンハラ人のシンボル)が描かれている、スリランカらしいビールだなと思いました。
ご縁があれば、また飲んでみたいです!
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