キャンディの中心部にあるホテル
ペラヘラ祭終了後の大混雑の中、私達は徒歩でホテルに案内されました。
ホテルは、私達が行列を見物していた大通りを曲がったところにありました。
カフェ・アロマインという名前です。
入ってみると、ロビーとカフェが一緒になっていて、ウェルカムドリンクも、カフェのテーブルでいただきました。
人通りの多い場所にあるせいか、カフェ兼ロビーの入り口には、守衛さんが立っていました。
その入り口の辺りをよく見ると、ペラヘラ祭(夜)を描いた絵が飾ってありました。
夜のペラヘラ祭も、いつか見てみたいものです。
室内の様子
都会のビジネスホテルという感じで、部屋は清潔だし、コーヒー&ティーセットもあるし、歯磨きセット以外は、ほぼ一通りのものがそろっていました。
もうちょっと熱いお湯が出ればよかったかも。
WiFiはつながることはつながるのですが、ものすごく遅くて、もういいわ、という感じ。
窓からヒンドゥー教寺院が見えた
でも窓からの眺めは、なかなか面白いものでした。
宝石屋などが並ぶにぎやかな大通りですが、今日は特別に、デイペラヘラのパレードから戻ってきた人々(踊り手たちなど)が、ぞろぞろ歩いてくるのです。
赤い服の人が多いなと思っていたら、象までやって来ました。
どうやらヒンドゥー教の寺院だということはわかったのですが、後で調べたところ、デイペラヘラの祭に登場した4つのヒンドゥー教寺院の1つ、カタラガマを祀るカタラガマ・デーワーラヤという寺院でした。
この神様は軍神で、赤色がチームカラーのようです。
ペラヘラ祭の行列は、4つのヒンドゥー教寺院や仏歯寺を巡るコースだということで、この辺りも祭の期間中はとても賑やかだったのでしょう(宿泊料金も高かった)。
夜も寺院がライトアップされていて、華やかでした。
お酒がない!
私達夫婦はお腹が空いたので、夕食をこのホテルのカフェで食べてみることにしました。
まずは飲み物の注文。普通ならアルコール類があるよねと思ってメニューをめくるも、いくら見てもアルコール類がありません。
仕方なくジンジャービア(ジンジャーエールのルーツ)とコーラを注文。
スリランカは、レストランなど公共の場ではお酒を出さない国でした。
カフェで味噌汁
それに対して料理の方は、メニューに多国籍の様々な料理が書かれており、その中に味噌汁もありました。
海外で食べる味噌汁なんて、どうせおいしくないだろうと思いながら夫が注文してみると、カフェらしい食器に入れて出されました。
なんだかとてもお洒落です。
具もエビやイカなどが使われ、もちろん野菜も各種入っていました。
そして何より、おいしかったのです。
外国の味噌汁に対する偏見を捨てなければ、と思いました。
ナシゴレンとビリヤニ
お腹が空いているので、ご飯を食べようということで、私はナシゴレン、夫はビリヤニを頼んでみました。
ビリヤニについては、店員さんが何度も「辛くないか?」と聞きに来たので辛いのだろうと思いましたが、ナシゴレンもそこそこ辛かったし、第一とても量が多い。
泣く泣く半分ほど残しました。ごめんなさい。
代金は、ナシゴレン790ルピー、ビリヤニ790ルピー、味噌汁570ルピー、コカ・コーラ150ルピー、ジンジャービア150ルピーの、合計2,450ルピーでした。
大体1,750円くらいかな。
美味しい朝食
朝のカフェです。
まず、ジュースとフルーツのサービスがありました。
フルーツもパンも、いろいろ種類があってとてもおいしい。
そして一番おいしかったのが、このオムレツ。
ふと外を見ると、通りを象が歩いています。
ペラヘラ祭が終わって、すっかり身軽になった象でした。
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