天空の都 インカの失われた空中都市マチュ・ピチュ 遺跡にある謎の神殿

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とても広大なマチュ・ピチュ遺跡

マチュピチュの総面積は約5km²。

昨年末に訪れたモナコ共和国が、余裕で2個半入るというから驚きです。

周囲は石の壁でぐるりと囲まれており、斜面に拓かれた段々畑と、神殿や宮殿など200以上の建物があります。

2004年8月にここを訪れた私達は、広大な遺跡と同じような石の建物や段々畑で方向を見失い、迷子になってしまいました。

迷子になるのを防ぐためには、特徴のある石の建物を見つけ、ガイドブックやパンフレットの絵地図と照合できることが大切です。

比較的探しやすい、特徴のある建物(神殿)をご紹介しましょう。

コンドルの神殿

方向音痴の私達が、一番最初に覚えて目印にした建物。

翼を広げたコンドルのような形に見えるというのですが、見えるでしょうか?(斜め向きの格好になっています)

翼をかたどった石の部分に空間があり、ミイラが出てきたことから、マチュ・ピチュ遺跡の発見者であるアメリカ人のハイラム・ビンガムは、牢獄ではなかったかと推測しています。

インカの3つの掟(「盗むな、怠けるな、嘘をつくな」)を破った者を入れた牢獄で、拷問が行われていたという説もあるとか。

上の写真が、半分地下になっているその空間。

 

一方、目印になったのはこちらの平石で、「コンドルの石」と呼ばれています。

コンドルの頭部とくちばしをかたどったらしいのですが、どちらから見たらそうなるのかよくわからず、とりあえず撮影しました。

コンドルは地上と天界とを結ぶ役目をするため、ここも天界とつながる聖なる場所として儀式が行われていたのでしょうか。

太陽の神殿

マチュ・ピチュ遺跡の中で中心的な建物と言われるのが、太陽の神殿です。

曲線を石組で表現しているとてもユニークな建物で、迷える観光客の目印になる建物。

曲線の壁面を持つ建物は、マチュ・ピチュ遺跡でもここしかないそうです。

内部に入ることはできませんでしたが、上から見ると中の様子が少しわかりますね。

窓が二つあり、東の窓は冬至の朝、南の窓は夏至の朝に太陽の光が正確に差し込むといわれています。

そのため、暦に関する建築物だったのではないかとも考えられています。

陵墓

太陽の神殿の下は、「陵墓」と呼ばれる大きな建物になっています。

礎石の下半分が斜めに削り取られていて、そこにミイラを収納したとビンガムは考えたようです。

でもその痕跡は見つかっていないので、本当に陵墓だったのかはわかりません。

とても独特な形をしているこの石は、いけにえを捧げた神殿だったのではないかともいわれています。

三つの窓の神殿とインティワタナ

この特徴的な建物のあるエリアから、さらに遺跡は山の上へと続いています。

ここから階段を上ると見えてくるのが「三つの窓の神殿」。

三つの窓は、夏至の日の出の位置を完璧に示しているともいわれています。

この辺りは「神聖な広場」と呼ばれており、様々な神事が行われていたのでしょう。

さらに登って、マチュ・ピチュ遺跡の最高所へ。

ここにはマチュ・ピチュ遺跡最大のパワースポットともいわれる、インティワタナがありました。

インティワタナとは「太陽をつなぎとめる場所」という意味だそうです。

この石は花崗岩で、その高さは1.8m。

上に35㎝ほど突き出ている石柱の四つの角は、東西南北にすべて対応しており、対角線上を冬至の太陽が通過するそうです。

インティワタナについては、インカの大都市に多く見られた太陽の観測に関わる石で、太陽暦を決める日時計と言われてもいますし、生贄の儀式が行われた場所であるとも言われています。

神聖なる力を求めて、石の上に手をかざしてみたいなと思いましたが、ちょっと恥ずかしくて断念。

石の周囲にロープが張ってあり、近寄って直接触れることができないのも、躊躇してしまった理由です。

残念ながらパワーはもらえなかったけれど、ここに来たときは天気は曇っていて、何だか薄暗くてとても神秘的な雰囲気でした。

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