HISバスツアー【梅田発】秋色の京都へ♪「嵐山・もみじ屋形船」「源光庵・悟りの窓」 夜の彩り!「高台寺ライトアップ&マッピング」で源光庵を拝観した私達は、次にバスで嵐山へと向かいました。
大混雑の嵐山
先日、京都国立博物館へ国宝展を見に行った時も感じたのですが、秋の京都は殺人的な込み具合です。特に道路が。
梅田を出発するときに、HIS女性添乗員の山口さんが私達に語ったところによると、嵐山ではひどい時には、500m進むのにバスで1時間かかることもあるらしいのです。
私達のケイエム観光バスの尾下運転手さんは、混雑しない道を選びながら洛北から洛西の嵐山を目指します。
路面電車の嵐山電鉄(嵐電)と並行して走る府道112号線(この道は、太秦や嵐山に向かう車で大渋滞になるそうです)ではなく、その奥にある裏道を走ってくれましたが、狭い道なので、バスはとても通りにくいそうです。
その頑張りのおかげで、比較的スムーズに進みましたが、桂川沿いの三条通に出るとひどい渋滞。
何とかレストラン嵐山の大駐車場に到着し、ここから歩いて遊覧船ボート乗り場を目指すのですが、これが本当に大変でした。
川沿いの三条通は歩行者もすごい人で、バスなど車も走るためカオス状態。
バスを降りた後、隣接するお土産処渡月橋(下の写真)の前で点呼があり、2列に並んでスタートです(まるで修学旅行生)。

足湯でのんびりしている人たちをちょっとうらやましく思いながら、人ごみの道へ出ました。

一番ひどい混雑だったのが渡月橋前の信号交差点で、橋を渡る人、対岸から来る人、橋を渡らず川沿いの道を歩く人が入り乱れ、交通整理の警察官も多言語対応。

前を歩くHIS女性添乗員・山口さんの持つ、青い「HIS」の旗すら、前を行く人々の頭に隠れて見えにくい。
予めバス車内で地図が渡され、どのように目的地まで行くか説明を受けていたので迷子にはなりませんでしたが、本当に大変な徒歩移動でした(他のバスツアーでも同様でしょう)。
屋形船で30分の嵐山観光 船頭さんが面白い!
今回お世話になる屋形船は、嵐山通船を利用しました。
靴を脱ぐのは予想外で(このツアーの立ち寄り場所全て靴を脱ぐ必要がありました)、ブーツの女性は少し大変そうでした。

この日は風が強く、他の乗合船は欠航の中、私達のツアーは事前に予約していたため、強風の中出航です。

寒いのですが、沿岸の観光客からカメラを向けられたりして、ちょっとしたスター気分。
保津川下りの遊覧船から観光客が下船する場所があり、船頭さんが保津川下りのことを教えてくださいました。


観光客を下ろした後、遊覧船はトラックに積まれてスタート地点の亀岡へ、そして船頭さんは原付バイクでスタート地点を目指すのだとか。
船頭さんは年配の方でしたが(船の前と後ろに1人ずつ、合計2人で漕ぎます)説明をしてくださる前の船頭さんの話がとても面白かったです。
時折冷たい風が吹く中、沿岸の風景などを説明してくださいました。


紅葉は源光庵やしょうざんリゾート京都の庭園に比べるとくすんでいましたが(盛りは過ぎたのかな?)、屋形船からの眺めは嵐山ならではだなと思いました。


物売り船は充実の品ぞろえ! 寒い時には甘酒が最高!
岸辺を離れてしばらくすると、物売りの船が近づいてきました。

甘酒やみたらし団子、みかん、ビールにおでん、イカ焼きなど、美味しそうなものが満載です。

やっぱり皆さん、欲しくなったようで、旺盛な購買意欲を発揮されていました(みたらし団子も美味しそうでした)。

私達も寒かったので、甘酒を注文。

今年初めての甘酒は、とても美味しかったし、体も温まりました。
大堰川の水鳥 かわいいけれど迫力満点!
大堰川には水鳥も棲んでいます。

私達にはただの鴨にしか見えませんが、船頭さんは「オオバン」という種類だと教えてくれました。
「クッキーとかおやつを上げたら食べにくる」と言われ(みたらし団子は食べに来るか不明)、1人の女性が試しにあげてみると、喜んで食べに来てくれました。
ところが次々仲間がやってきて、奪い合いになったりして大騒ぎ。
別の船でも餌をやりだすと、たくさんの水鳥が集まってきました。

私達の船にも、餌はないのか、もっと欲しい!という感じで、たくさんの鳥たちが迫ってきました。
なかなかの迫力でした。
あっという間の30分
そうこうしているうちに、船は小倉山を見渡せる場所に到着。

このさらに上流には、星野リゾートが経営する「星のや京都」という高級リゾートホテルがあるらしいです。
でも私達の船はここでUターン。

再び川岸の景色を見ながら、元の船付き場へ戻りました。

遠くに見えるのは、渡月橋です。

知らなかったのですが、大堰川もライトアップされるそうです。

紅葉の時期が終わる12月8日(金)~17日(日)に「京都・嵐山花灯路」というイベントがあるのだとか。
四季を通じて楽しめる工夫がされているのですね。
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