函館山ロープウェイ山麓駅
元町の教会群を見学していて、偶然函館山ロープウェイが近くを通っているのを発見した私達は、さっそくロープウェイの山麓駅に向かいました。
往復切符は1,280円。
125人乗りのロープウェイが、山麓駅から山頂展望台までを3分間で結びます。
まだ16時台だというのに、ロープウェイ山麓駅は、団体ツアーや外国人客などもいて大混雑。
ロープウェイも、5分間隔の混雑時モードで運行していました(いつもは10分間隔)。
ガイドブックによると、夜景のベストタイムは、日没約30分後ということで、ちょうどその時間にたまたま私達は居合わせたということです。
夕食後の20時あたりがベストタイムなのかなと思っていたのですが、全然違っていました。
なお、当日の日没時間や夜景になる時刻、そして運行状況は、函館山ロープウェイのサイトで確認できます。
なお、冬に夜景を心行くまで楽しむためには、防寒対策も欠かせません。
詳しくは「冬の夜景を楽しむ防寒心得は?」(函館市公式観光情報サイトより)をご覧ください。
ミシェラン三つ星の函館夜景は冬の方が美しい?!
山頂駅に到着すると、ロビーのガラス窓に、もう美しい夜景が広がっていました。
函館の夜景は香港やナポリと共に「世界三大夜景」とも言われているそうです。
函館の夜景は、2012年に「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三つ星評価となりました。
ガラス窓から全景を撮影すると、ちょっと映り込みがあるけれど、アップにすると全然気になりません。
外はきっと寒いだろうな。このガラス窓からの見学で、もう十分かもしれない、と軟弱なことを考えてしまいましたが、勇気を出して、函館山展望台の最上階、屋上展望台へ行ってみました。
やっぱりガラス窓のない方が、より鮮明に見えました。
冬の夜景の最大の魅力は、この季節限定の「雪明りと夜景の競演」です。外灯やネオンの灯りが雪に反射して一層輝きを増し、神秘的な夜景へと変貌するのです。
もうすっかり漆黒の闇に包まれようとしています。
展望台内部の窓から見た時も気になっていたのですが、港の方に巨大なクリスマスツリー(写真の下の部分)があるようですね。
次はあそこに行ってみよう。
備考:世界三大夜景と港町神戸のこと
私は関西人なので、神戸の「100万ドルの夜景」をとても身近に感じながら育ってきました。
てっきり神戸の夜景は、世界三大夜景の1つなのだろうと思っていましたが、ウィキペディアで調べても、神戸はそこには入っていませんでした(ナポリ・函館・香港の3つ)。
2012年10月、夜景鑑定士などへのアンケートをもとに「世界新三大夜景」が発表され、長崎・香港・モナコが選ばれました。
神戸はここでも落選してしまいました。
最近神戸は人口も減っているし、震災のあとちょっと元気がないようですが、函館と同じ異国情緒あふれる港町です。
函館と切磋琢磨して、もう一度神戸の魅力を大いに広めていってほしいものです。
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