ファイナルコールで駆け込んだ大韓航空
2017年年末の旅行は、アシアナ航空でパラオに行く予定だった私達。
アシアナ航空のパラオ便撤退のため、仁川空港でアシアナから大韓航空に乗り継ぐこととなりました。
ところがアシアナ航空の機体トラブルのため、関空を1時間以上も遅れて仁川へ到着。
乗り継ぎ時間が20分ほどしかなく、アシアナ航空の現地女性スタッフと一緒に広い仁川空港を走り、ようやく出発時間の2分前に大韓航空KE677のゲートに滑り込みました。
本来なら、空港内の乗り継ぎカウンターで大韓航空の航空券をもらうはずなのですが、そんなことしている余裕がなかったので、ゲートで航空券を発券してもらいました。
昨日ウェブ予約で、座席を予約していてよかったです。
機内はまだ席についていない乗客もいて、特に私達が大幅に遅れた様子でもなさそう。
ほぼ満席のようでしたが、呆れたことに、私達の座席は空いていると思われたのか、いかにもサーファー風の日本人男性2人組が、私達の座席をマリンスポーツの道具置き場として占領していました。
こんな大きな荷物、よく機内に持ち込めたものだと、その点にまずびっくり。
ちなみに、大韓航空の手荷物サービスについては、こちらをご覧ください。
さすがにCAさんが気が付いて、どこかにその荷物を持って行ってくれて、私達も無事に座ることができました。
食事とエンタメは期待通り
夕方にアシアナ航空機内で、軽食をいただいたのですが、大韓航空でまた夕食をいただきました。
ビーフを選んでも、シーフードを選んでも正解だったなと思いました。
大韓航空の機内食はおいしいと前々から感じていたのですが、今回も期待どおりでした。
エンタメも、日本の映画『家族はつらいよ2』を見ることができたりと、好評でした。
パラオの出入国カード
機内で、パラオの出入国カードが配布されました。眠いのですが、これを書かねばなりません。
出入国カードの記入方法はこちらをご覧ください(JAPAN AIRLINESサイトより)。
しかしよく読んでみると、特に裏面の記述に困る点がありました。
「以下の物を所持している場合は申告してください」とあって、
「薬(処方薬、非処方薬)」や「いかなる食品」というのは、「持っている」と書くしかありません。
常備薬や非常食(おやつ)は誰でも持っていると思うのですが、私は「持っている」、夫は「持っていない」と申告。
「いずれかYESの場合は詳細を記述してください。」とあるのですが、そんなの英語で詳細記述なんて無理だし、何か言われたら実物を見せて納得してもらおうと決めて、何も書きませんでした。
パラオ入国の時とても緊張したけれど、特に何も言われなかったのでほっとしました。
パラオの入国時には、誓約書にサイン必要
予定通り大韓航空は、12月29日(金)1:45頃パラオのコロール国際空港に到着。
入国審査時のスタッフは日本語で話してくれるなど、とても親切でした。
入国審査では、パスポートにスタンプが押され、署名を要求されました。
後でよく見てみると、日本語でこのような文言が書かれていました。
パラオの皆さん、私は客人として皆さんの美しくユニークな島を保存し保護することを誓います。
足運びは慎重に、行動には思いやりを、探査には配慮を忘れません。
与えられたもの以外は取りません。
私に害のないものは傷つけません。
自然に消える以外の痕跡は残しません。
(署名)
パラオ誓約
きっと英語や韓国語、中国語などいろいろな言語バージョンがあるのでしょう。
こんな誓約書を見たのは初めてなので驚きましたが、自然を大切にしている(自然が大切な観光資源)パラオらしいなと思っていました。
後で調べたところ、こんな誓約書に署名をするようになったのは、つい最近のことらしいのです。
観光客激増のパラオ、環境配慮の誓約書に署名義務付け 入国時に(AFP BB NEWSサイトより)
このニュースの日付が2017年12月8日なので、12月から始めたのでしょうか。
今まで知る人ぞ知る観光地だったのが、最近では中国人をはじめ観光客が殺到し、インフラと環境に負荷がかかり、一部の心ない観光客の行為が地元住民の怒りを買っているとか。
私達は環境を汚さないように、そして地元住民と仲良く、3日間過ごすことを誓います!
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