台風24号の近畿地方接近が叫ばれている2018年9月29日(土)、秋雨前線にも負けず、クラブツーリズムバスツアーに行ってきました。
『トイレ付きバスで秋めく宿場町へ 秋の妻籠宿・馬籠宿食べ歩き(日帰り)』 【JR大阪 出発】
島崎藤村の墓参り
馬籠宿で、馬籠脇本陣史料館を訪れた私たちは、さらに足を延ばして、藤村記念館の前に来ました。
史料館から藤村記念館までは、徒歩1分ほど。
ここは島崎藤村の生家跡で、旧本陣。
入ってみたかったのですが、わずか60分の自由時間のうち、半分は馬籠脇本陣史料館の見学で使い果たしています。ここも展示をじっくり見てしまうかもしれず、時間的に不安が残りました。
そこで藤村記念館は断念し、少し離れた場所にある島崎藤村のお墓に行くことに決定、
街道から少し離れた永昌寺へ進むと、墓地へ向かう道の左手に、看板があるのを見つけました。
どんどん墓地に入っていくと、まず島崎藤村の父・正樹の墓を発見。
藤村の小説『夜明け前』の主人公・青山半蔵のモデルだったようです。
夫は最初、これを島崎藤村の墓だと思っていたようですが、どうも違うと思ってよく調べ、正樹の墓と判明しました。
じゃ、藤村のお墓はどこだろう? 墓地にはお墓がたくさんあります。自由時間も限られています。まさかお墓探しで集合時間に遅れるのかな?
と嫌な予感がしましたが、きょろきょろ辺りを探し、斜面の上の方に、立派なお墓があるのを見つけました。
島崎藤村(春樹)の墓という目印もあります。藤村は、島崎一族と一緒に眠っていました。
足元が悪く、人気のない墓地で迷子になったり足を滑らせたりしなくて、本当に良かったです。
馬籠宿の石畳は恐怖の坂道
上り坂は割と平気なのですが、下り坂がとても怖く、特に足を滑らせそうな雪道や雨で滑りやすくなっている石の道は、とても歩くのが怖い私。
運悪く、馬籠宿のバス駐車場に行こうと思えば、どうしても坂道を下りて行かねばなりません。
こわごわ歩いていると、左右の伝統的な街並みなんて、目に入りませんでした。
それでもしっかり、田中屋さんで栗ソフトクリームをいただき(このバスツアーの「うれしい⑩のポイント」の1つ)
バスの中で食べました。おいしかったけど、坂道を下りるときは、それどころではありません。
宿場の坂道は、ますます急になるのです。斜面を利用して、水車もあるようなのですが。
枡形のあたりが特に急こう配。
何とか足を滑らせたり、転んだりしないですんだけれど、本当に怖かった。
雨や雪の日に、馬籠宿を訪れる方は、本当に足元に気を付けてくださいね。
ちこり村でお買い物
15:50にバスは出発。次の目的地は、ちこり村という自然食品の店。
中央自動車道中津川インター出口の、目の前です。
チコリってほとんど食べない野菜ですが、こんな形。小さな白菜という感じですね。
店に入ってすぐ、チコリを試食させてもらいました。
スープやかりんとう、野菜や果物、お酒類など、いろいろな商品が並んでいましたが、みな体によさそう。
美濃焼のコーナーもあって、私たちはランチプレートを2枚購入。
店内には、リニア中央新幹線が中津川駅に停まるのを記念して、プラレール?も置かれていました。
ちこり村から直線距離で約200m離れたところに、リニア中央新幹線唯一の車両基地も建設されるとか。
個人的には、リニアはいらないから、その分JR運賃をもっと下げてほしいのですが(諸外国並みに)。
ちこり村滞在は16:10~16:40。バスが出発し、中津川インターへ上っていくとき、ちこり村のスタッフが、2階から旗を振ってくれました。バスの中も、みな、一生懸命手を振りました。
バス車内でもらったお土産
さて、このバスツアーはお土産が山盛りです。
「うれしい⑩のポイント」の中の「信州そば2人前」「栗ようかん1個」「りんごパイ1個」「栗キャンディー1個」は、まとめて封筒に入っていました。
さすがに「松茸2本(1本約30g)」は、別包装。
ちこり村からは、ブロッコリースプラウトの種、私たちはこのツアーをWEBサイトから申し込んだので、追加でカイワレ大根も頂きました。
途中、オプションで夕食のお弁当を購入した人のためにお弁当を積み込み、名神高速多賀SAでトイレ休憩を取り(18:15~18:30)、梅田に到着したのは20:00頃でした。
行程表によると、今日の移動距離は約560km。
アクロス大阪バスの伊藤&玉木運転手、素敵なバスガイド北原さん、クラブツーリズムの添乗員垣内さん、どうもありがとうございました。雨だったけれど、とても楽しいバスツアーになりました。
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