2018年8月14日(火)、1週間のシベリア旅行もいよいよ終了。帰国の時が来ました。
ウラジオストック駅から空港へ シベリア鉄道とは駅舎が違うので注意!
ウラジオストックでお世話になったテプロホテルをチェックアウトし、ウラジオストック駅から鉄道で、ウラジオストック空港へと向かいます。
ウラジオストック駅前の横断歩道を渡るのも、今日が最後。16秒で渡るなんて無理!結局渡れなかった。
空港への鉄道は1日6便、所要時間は約1時間で、1人230ルーブル(エコノミー)です。
私はてっきり、昨日利用したシベリア鉄道が発着する、歴史的な駅舎を今日も通るものだと思っていました。
ところが空港行きのエレクトリーチカ(近郊列車)の切符売り場は、古い駅舎と並んで建つ、新しい建物の中にありました。
自販機もあるけれど、使えなくて窓口で切符を購入。
古い駅舎でも切符は購入できたようです。
どちらにしても、駅舎の中に入る時には、荷物チェックが必要なので、かなり面倒です。
新しい建物が空港行きエレクトリーチカ専用のターミナルで、古い駅舎は通りません。
エスカレーターがあるなど、スーツケースの旅行者にうれしい設備もあります。古い駅舎にもあるのかな?
空港行きエレクトリーチカ
専用ターミナルなので、空港行きの人しか利用せず、そんなに混雑しないのはありがたいことでした。
ホームと列車の段差も、かなり低いので、スーツケースを乗せるのも少し楽。
あのシベリア鉄道も、もう少し工夫してほしいところです。
座席はビジネスとエコノミーの2種類あり、私たちはエコノミーでした。
スーツケースは座席に持って行きますが、6人掛けの座席はなかなかゆったりしていて、乗り心地もよかったです。
ウラジオストック空港
ウラジオストック空港は、駅とターミナルAが直結しています。
イルクーツク、ハバロフスクと空港を利用しましたが、やはりウラジオストック空港が規模も設備も優れているなと思いました。
2012年のAPEC開催に合わせて改修工事が行われ、新しい国際旅客ターミナルも建設されたそうです。
そういえば、ウラジオストックのシンボル・黄金橋も、APECに合わせて建設されたのでした。
出国審査の前に、まずはエクレア専門店のおいしいエクレアで昼食。
水も全部飲んでしまわねば。
空港にはちょっとした土産物屋や免税店、カフェなどもありました。
定刻通り、経由地のソウルに向けて出発です!
近くて遠いソウルとウラジオストック
私たちが利用したのは、大韓航空。
機内食もおいしいし、サービスもいいし、好きな航空会社の1つです。
ソウルから関空の機内食は、こんな感じでした。
ところが何気なく、ウラジオストックからソウルへのフライト情報を見ていてびっくり。
日本海を思いっきり迂回して、新潟のすぐ近くまで飛行しているようでした。いっそ大阪まで飛んでほしい!
北朝鮮にいろいろ気を使う必要があるのでしょうか。ちょっと複雑。モニターの日本海の部分が「東海」になっているのも、ちょっと複雑。
こんなに遠回りせず、普通に直線距離を飛べば、2時間35分もかからないと思うのです。
ソウルから関空へ行く便が遅れてしまい、娘の帰宅計画が狂ってしまうなど、最後に一波乱ありました。
もし今度ウラジオストックだけの観光を計画するなら、関空からの直行便を使ってみようかなと考えています。
美しいウラジオストックの町並み、特に日本ゆかりの歴史的な建物をじっくり見てみたいし、日露戦争の名将・マカロフ提督の銅像にも会えていない。
凱旋門も要塞博物館も、マリインスキー・沿海州劇場も見ていません。やっぱり一泊二日は短いのです。
それに何より、ウラジオストックの青空と太陽を見ていません。
天気のいいウラジオストックで、シーフードも堪能したい。
いつかまた、ウラジオストックに行くことができますように。
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