2019年5月2日(木)ザルツブルク新市街から旧市街を観光しました。
モーツァルトも訪れた老舗カフェ・トマセッリ
旧市街散策で疲れたので、少し一休みのために向かったのが、老舗カフェのトマセッリ。
何と、モーツァルトも訪れたカフェでした。
創業は1705年! 日本は徳川綱吉将軍の晩年にあたる時期です。やっぱり老舗。
室内も素敵だったのですが、
眺めがいい2階のテラス席にしました。
窓の下を慌ただしく通る観光客(団体客がたくさんいました)を眺めながら、ゆったり飲むコーヒーは格別。
注文したのは、フェアレンガーター(エスプレッソを同僚のお湯で薄めたもの)。3人で来店しましたが、2人分注文して8.40ユーロでした。
レジデンツのモーツァルトコンサート
平和な時、ザルツブルク大司教が居住し執務を行ったのがレジデンツと呼ばれる宮殿です(戦争や動乱に備える場合は、山の上にそびえるホーエンザルツブルク城に移動)。
今回宮殿の見学はパスしましたが、宮殿の一角で行われるというモーツァルトのコンサートに夫が強い興味を示し(実はモーツァルトファン)、行ってみることにしました。
17:00からのモーツァルトバイオリンソナタコンサートが、ちょうどいい時間。他にもいろいろな時間帯にコンサートがありました。
ウィーンでもザルツブルクでも、クラシックコンサートがあちこちで開催されていて、とても身近な存在なのがいいですね。
チケットは1人22ユーロです。
受付の案内があるまで、レジデンツ広場で時間つぶし。
あの大時計は、新レジテンツのグロッケンシュピールという鐘楼。モーツァルトの作曲したチャイムも流れるそうですが、ちょっとご縁がありませんでした。
やがて受付の女性が、チケットを購入して待っている人たちを集め、会場へ案内してくれました。
宮殿のどの辺りかな?
コンサート会場になっていました。座席は全席自由です。
ここでモーツァルトのバイオリンソナタ4曲が演奏されました。恥ずかしながら、全然知らない曲ばかり。
でも、ゆかりの場所で(モーツァルトが初めて大司教の前で演奏した場所がレジデンツ)聴くモーツァルトの音楽は、ちょっと特別なもののように感じられました。
レジデンツ広場に近いオーストリア料理の店
コンサート終了後、また少し旧市街を散策。
ついでなので、少し早い夕食を、旧市街で食べることにしました。
長女が探してくれたのが、レジデンツ広場近くにあるカー・ウント・カー・アム・ヴァーグプラッツという、かなり長い名前のレストラン。
伝統的なオーストリア料理の店です。
1階は気軽なビストロ、2階は高級な雰囲気のレストランだそうで、私たちは迷わず1階に行きました。
1階も、なかなか素敵な内装。
今日も一日、お疲れさまでした。ワイン4.50ユーロ、ビール3.80ユーロです。
ジャガイモのスープです(5.90ユーロ)。
ラビオリのような、餃子のような料理ですが、とても美味しかった。12.50ユーロ。
ガイドブックお薦めのヴィーナーシュニッツェルは21ユーロ。
朝食は日本から持ってきたお菓子などで済ませ、昼食はケーキだったので、やっとまともなご飯が食べられました。合計47.70ユーロでお腹がいっぱい。
でも改めてレシートを見ると、カフェザッハーの方が高いのにびっくり!
コーヒーよりもビールやワインが安く、ザルツブルガーノッケルンより、ヴィーナーシュニッツェルの方が安いとは。
材料代なのか(コーヒーにはクリームや牛乳がたっぷり)、ホテルとビストロの差なのか、気になるところですが、ともあれ美味しく、安いこの店はお薦めです!
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