2019年8月11日(日)夕方~13日(火)朝まで、「青の都」サマルカンドに滞在しました。
レギスタン広場が閉鎖!
8月11日の夕方、レギスタン広場の美しいライトアップを見ることが出来ました。
でも夜間のため、広場の建物に入ることは出来ませんでした。やっぱり中には入りたいですね。
レギスタン広場は、3つのメドレセ(神学校)で構成されており、皆それぞれに美しいようなので、内部の見学は楽しみでした。
サマルカンド滞在2日目の8月12日早朝、シャーヒズィンダ廟群やビビハニム・モスクを訪れたときに、レギスタン広場前も通ったのです。
遠くから見えた、ティラカリ・メドレセの青いドーム。美しいですね。
広場は8:00から入場可能だったのですが、私たちは、もうかなり長時間歩き回っていました。
体調も100%復調しておらず、ホテルの朝食時間にも遅れそうなので今回は見学を諦め、また午後に訪れる予定でした。
ところが午後再訪してみると、レギスタン広場が閉鎖されている!
私達だけが知らなかったわけではなく、多くの観光客が困っていました。
正面に見えるティラカリ・メドレセの、金色に輝く内装を見たかったのに。
こういうときに頼りになるのが、長女の英語力。
早速居合わせた人に英語で尋ねてみると、どうやら広場で催し物があり、そのリハーサルか何かの関係で、私達は入れないようでした。
ふと思い出したのが、昨日なかなか来てくれなかった、3番のバス。
その時現地の女性が、「今日は大きなパーティーがあるからバスが来ない」と言っていました。
大きなパーティって何だろう?と調べてみると、8月12日、つまり今日は「犠牲祭」であると『地球の歩き方』に書いてあったのです。
犠牲祭とは
犠牲祭とは、毎年移動するイスラム教の祝日で、アブラハムが大切な一人息子のイシュマエル(イサク)を、進んで神への生け贄に捧げようとしたのを記念する日。
信者は正装してモスクに集まり、所有する家畜から生け贄を出します。
そして盛大なパーティーが開催され、貧しい人々に肉は分け与えられるのだとか。
慈善活動の実践も、この期間は重視されるそうです。
広場には神学校という宗教的な建物があるから、ここで何らかの行事があるのかな? 左がウルグベク・メドレセ。右がシェルドル・メドレセです。
サマルカンド観光の目玉であるレギスタン広場を眺めることは出来たものの、建物内部に入れなかったのは、何とも残念でした。午前中なら入れたかな?
運が悪いことに、レギスタン広場からホテルの帰りに通りかかった公園では、しつこい物乞い少女軍団に遭遇してしまいました。
男性でなく、女性を集中的に狙ってきます(断固拒否したけど)。慣れているなという印象を受けました。ここまでしつこいのも珍しい。
「慈善活動の実践」を求める時期だからなのか、はたまた外国人観光客=金持ちと思われているためか、がっくりした気持ちに、更に輪を掛けた出来事でした。
シヨブ・バザールが閉まっていた!
イスラム諸国を訪れるときの楽しみの1つが、バザールの訪問。
スリの心配はあるけれど、その土地ならではの食材や名産品が見られるし、活気があるので大好きです。
サマルカンドにも、シヨブ・バザールという大きなバザールがあると聞きました。
場所はビビハニム・モスクの近くなので、覗いてみることも可能でした。
ところがこの日は、入り口の扉が閉まっているのです。
ガイドブックを見ると、月曜は定休日。とても残念!
こんなわけで、サマルカンドでは、やり残したことがたくさんあります。
グリ・アミール廟のライトアップも見ていません(夜に出歩く気力と体力が残っていなかった)。
ウズベキスタン再訪の理由が、これでまた1つ増えました。
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