クラブツーリズムで行く奈良の秘境1 行者還林道・ナメゴ谷~みたらい渓谷へ

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2019年11月2日(土)、クラブツーリズム主催のバスツアーに参加しました。

小型バスでしか行けない絶景へ 天空の郷と称される秘境「果無集落」尾根沿いが染まる「行者還林道」の絶景紅葉

というツアーで、事前に「小型バスなので荷物はコンパクトに」との注意がありました。

豊富な山の幸

8:00に西梅田の暫定バス駐車場を出発したのは、東豊観光の松山運転手と、添乗員の美山さん、そして乗客19名。このバスに乗っていきます。

美山さんによると、このツアーはなかなか通好みらしいです。

途中、道の駅吉野路黒滝で15分休憩。

道の駅では、変わったゆずが売られていてびっくり!

「ししゆず」という大きなゆず。初めて見ました。

他にも山の幸が豊富です。

豆大福も美味しかった。2個セットで360円でした。

やがてバスは、細い山道に入ります。ガードレールが迫ってきます。

みたらい渓谷(天川村)の絶景を見ながら、バスはどんどん走ります。

行者還林道

行者還林道とは、奈良県上北山村~天川村の国道309号を兼ねた林道(2002年国道に昇格)で、一番上にある行者還トンネルに至る道は、深い谷に沿って走るハードな山岳路。

「近畿三大酷道」の1つなのだとか。

林道のため1車線幅で、すれ違える場所は限られています。

でも天気が良かったこの日は、釣り人や観光客で、車が多いなと感じました。

「行者還トンネル」「行者還林道」の語源となったのが、行者還岳(1,546m)。

修験道の開祖・役行者でさえ一度引き返したという意味で、こんな地名がつきました。

大型車は通行禁止。運転に慣れていない人も、帰った方が良さそうな道でした。

松山運転手はこの道を走るのが3回目で慣れているようですが、それでも対抗車が来る度に(特に前方の人は)どきどきはらはら。

私達は最後尾なので(申し込むのが遅かった)落ち着いていましたが、やはりいつもより小さなバスは、特に山のくねくね道ではよく揺れるので、車酔いしそうになりました。

事前の案内で「山道を長時間走りますので、不安な方は酔い止めを」と書かれていましたが、油断してしまいました。

紅葉はまだ早い

この酷道もとい行者還林道には、数字が書かれた標識が要所要所にありました。事故が起これば、今どこにいるか、この標識で伝えることができますね。

上の写真は233番で、私たちが目指したのは、64番の標識。

そこにナメゴ谷の絶景ポイントがありました。近年マスコミに取り上げられ、すっかり有名になった「知る人ぞ知る」紅葉の絶景スポットだそうです。

私たちは11:00前に到着し、ここで15分の写真タイムです(トイレはなし)。

山々は濃い緑針葉樹ですが、尾根筋だけ微妙に色が違う緑、つまり落葉樹の森が残されているのです。

針葉樹を植林する際、山火事の時に延焼を防ぐために、燃えにくい広葉樹を残したとか。

紅葉が進んでいれば、山の尾根が龍のように彩られるそうですが、残念ながらまだ紅葉には早かった。京都もそうですが、年々暖冬のため、紅葉シーズンがずれ込んでいます。

手前の木は紅葉しています。今年の見ごろは11月下旬だったのかな?

自然相手は思うようになりません。快晴だったのがとてもありがたいです。

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ちなみに、ナメゴ谷は桜の時期もとても美しいそうです。

みたらい渓谷でのお弁当

昼食はお弁当。みたらい渓谷の無料休憩所でいただきます。

12:05~12::35が昼食タイム。

今までのツアーのお弁当と比べても、そんなに悪くない。

無料休憩所にあったカレンダー。

運が良ければ、この絶景が拝めるそうです。

みたらい渓谷を歩く

せっかく天気もいいし、美しい渓谷を車窓から見たので、お弁当を早く済ませ、みたらい渓谷周辺を散歩。

眼下に見える川の水が、とても美しい。

「みたらい」は漢字では「御手洗」と書き、南北朝時代に吉野に逃れた南朝の長慶天皇が禊をしたとも伝わる場所。

大峰山を源流とする清らかな水です。

みたらい遊歩道入り口。

集合時間を気にしながら、とりあえず道から見えた橋に行ってみました。

この橋は、弁天渕橋というそうです。

この橋からの眺めが素晴らしかった!

エメラルドグリーンの清流です。

本当にお天気でよかった! 紅葉は見逃したけれど、これはそれに匹敵する絶景。

9月にバスツアーで訪れた、静岡県寸又峡にある「夢の吊り橋」の水の美しさとはまた違う、エメラルドグリーンでした。

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