2019年10月22日(火)は、即位礼正殿の儀のため今年限りの祝日でした。
仕事も休みになったため、夫の提案で、成田空港へ行きました。
目的は、成田山新勝寺と鹿島&香取神宮の御朱印、そしておいしいうなぎを食べること。
香取神宮、鹿島神宮の参拝を終えて成田へ。悪天候で、あまり写真は撮れませんでした。
成田で念願のうな重ランチ
鹿島神宮駅から成田駅に戻った私たちは、夫がテレビで見て行きたかったという「川豊」へ。
100年以上続く、成田の元祖うなぎ専門店です。
実は今年のGWに、関空から成田経由でヨーロッパ旅行をした帰りに乗り継ぎの時間が割とあったので、この店のうなぎを食べる計画だったのです。
しかし使用予定のアエロフロートが飛ばなくなってしまい、結局ミュンヘンから関空への直行便で帰国したため、成田に立ち寄ることはできず、うなぎも断念。
やっと今回、念願のうなぎランチとなりました。
「川豊」の店先。15:00前に訪れたので、整理券をもらうこともなく、すぐに店内へ。
この店では、職人さんたちが客の目の前でうなぎをさばき、焼いています。
パンフレットによると、この道一筋50年を超える板長の下、長年の経験を積んだ職人さんたちによる仕事とのことでした。なかなかの迫力です!
店の中は純和風。
私たちは2階に通されました。
窓から成田山の参道が見えます。
やがて待ちに待ったうな重登場。
うな重2,700円。焼きたてのうなぎ2/3尾が入っています。1尾まるまる入っている上うな重だと、ご飯は全部隠れそうです(3,600円)。
久々のうな重を、美味しく頂きました。
帰りの下り階段が急なので、どうか気を付けてくださいね!
「川豊」本館は、とても堂々とした和風3階建てで、建物自体も魅力的でした。
成田山新勝寺の門が凄い!
うな重で遅いランチを済ませた後は、成田山新勝寺の参拝です。
ネットで調べたところ、成田山新勝寺の御朱印を頂けるのは16:00まで。
のんびりしていられません。
参道を歩いていると、まず現れたのが総門。開基1070年記念事業として、2006年に竣工しました。新しい建物なのでびっくり!
2階部分には、不動明王や千手観音など、木製仏像8体が安置されているそうです。
次に見えてきたのは、仁王門。急な階段の上にあります。
一際目を引くのは、門の両脇の仁王さま、ではなく、この赤ちょうちん。
何という文字なのかわかりませんでしたが、ネットで調べて、「魚がし」と書かれているとわかりました。
1968年、東京・築地の魚河岸(うおがし)の旦那衆が奉納したものだそうです。
骨の部分は青銅製で、重さ800kgにもなるのだとか。
この門をくぐると、また階段。
やっと大本堂にたどり着き、ご本尊の不動明王を参拝しました。
大本堂の御朱印
成田山新勝寺は、参詣者数においては関東屈指の大寺院。
初詣の参拝者数は、明治神宮や川崎大師と常にトップを争っています。
私たちは初めて成田山新勝寺を訪れましたが、広々とした参道や境内から、そのにぎわいを想像することができました。初詣で300万人も訪れるのだとか。
この日も悪天候でしたが、香取神宮や鹿島神宮よりも参拝客が多かったです。
成田山新勝寺では多くの伽藍があり、御朱印も全部で6種類あるらしいのですが、今日は時間の制約もあるので、大本堂の御朱印だけにしました。
大本堂のご本尊、不動明王の御朱印です(300円)。何とか受付時間内に行けました。
怖い顔をされている不動明王ですが、煩悩を抱える最も救い難い衆生をも力ずくで救うために、忿怒の姿をしているとされています。私たちも救われそうです。ありがたや。
節分会の開運豆まきが行われる大本堂
夫は、「成田山新勝寺と言えば豆まき」というイメージが強いようでした。
その豆まきが行われるのも、この大本堂。
1969年に、NHK朝の連続テレビ小説の出演者と大相撲の力士を招き、その後も力士や芸能人が豆まきに登場するので有名ですね。
豆まきの際には、この大本堂に特設舞台が組まれるのだとか。
ちなみに、この豆まきに参加するためには、参加料1万円を支払い、開始時刻の30分前に大本堂1階の表玄関に集合しなければなりません(定員100名になり次第締切)。
なかなか狭き門なのかもしれません。
成田山新勝寺の境内は広い
東京ドーム3個分とも言われる広大な境内には、様々な伽藍(寺院建築物)がありました。
今まで紹介してきた建築物の中で一番古い、三重塔。
江戸時代中期、新井白石の時代(1712年)創建だそうです。
御朱印ももらえる釈迦堂。開運厄除のご利益もあるのだとか。
鐘楼と一切経堂(上の左側の建物)。
もしお天気で、時間的余裕もあったら、6つの御朱印のある場所を、もう少し巡れたかもしれません。
再来を願いつつ、成田山新勝寺を後にしました。
コメントを残す