2019年10月22日(火)は、即位礼正殿の儀のため今年限りの祝日でした。
仕事も休みになったため、夫の提案で、成田空港へ行きました。
目的は、成田山新勝寺と鹿島&香取神宮の御朱印、そしておいしいうなぎを食べること。
成田山新勝寺の門前町
おいしいうな重も頂き、成田山新勝寺の御朱印も頂いたので、門前町で成田土産を購入することにしました。
この日は香取神宮・鹿島神宮・そして成田山新勝寺に参拝しましたが、やはり初詣に300万人が集まるだけあって、成田山新勝寺の門前町は道幅も広くて店も多く、悪天候だけれどにぎやかでした。
JR成田駅から800m続く道は「表参道」と呼ばれ、老舗旅館などもあって、江戸時代から続く門前町の面影を、今にとどめています。
私たちが遅いランチでうな重を食べた「川豊」以外にも、うなぎの店が多いのです。昔から印旛沼で獲れたうなぎが、成田名物だったのですね。
他の店は調べませんでしたが、「川豊」はラストオーダーが16:00と、少々早い。成田山新勝寺に行く前に立ち寄ってよかった!
私たちはお土産に何を買おうか悩み、まず訪れたのが、「林田のおせんべい」。ここでおせんべいを2袋購入。おせんべいもこれだけ並ぶと迫力ありますね。
私は甘いものも好きなので、「なごみの米屋」という店にも立ち寄りました。
伝統ある和菓子屋さんです。ここでも少し和菓子を購入。
ここの敷地内には、お不動様旧跡庭園や成田羊羹資料館がありますが、開館時間を逃してしまいました。残念!
この店のご先祖が、中世に新勝寺が衰微したとき、不動尊を自分の屋敷で護り奉仕したそうです。
こちらは、地元出身の俳人・三橋鷹女(みつはしたかじょ)の像。
大正~昭和にかけて活躍した方だそうですが、俳句に詳しくない私には、初めて知ることばかり。
成田駅近くで印象に残ったこと
成田駅前で印象的だったのが、この像です。
小さくてわかりにくいかもしれませんが、歌舞伎の演目『鏡獅子』の像。
石の塔は「火・灯り・塔」を表現し、幽玄の世界も表しているそうです。
これはからくり時計で、成田祇園祭や歌舞伎をモティーフにしたからくり人形が、毎時間正時になると動き出すらしい。見たかったな。
次は駅前カフェ・DOUZE COFFEE。
国際線クルーや外国人観光客も訪れそうな、お洒落なカフェ。
私たちもここで、ちょっと休憩。
外はとても冷たい雨だったのですが、中がとても暖かく、カメラのレンズが曇ってしまい、勝手にソフトフォーカスになってしまいました。カメラには最悪の状態です。
そしてこの向かいの権現神社が、何とも言えない雰囲気(これは暗くなる前に撮影したもの)。
神社なのに、自由に入れないとは。以前に何かあったのでしょうか。
暗くなると、更にミステリアスな雰囲気でした。
そしてJR成田駅の改札口にあったこの看板。
「THIS IS NOT NARITA AIRPORT」と書かれていました。間違える人がいるのでしょう。確かに日本人だって、知らない人は間違えそうです。
そして、間違えた!と気が付いても、JRの列車は夕方でも1時間に2本しかやってこない!!
日本の玄関口のはずなのに、まるでローカル線並み! と思って後で調べたら、京成本線京成成田駅の空港行き時刻表は、普通に1時間平均5本レベル。
それを知らずに、ずっとJR成田駅で、次の列車を待っていた成田初心者の2人でした。
成田空港で驚いたこと
成田空港は、10月20日~25日の間、即位礼のため特別警戒態勢でした。即位礼に出席される各国セレブの出入国があるためでしょう。
背が高くていかつい外国人男性も多く、SPかな? それともラグビーワールドカップに出場して敗退した国の選手or応援団かな? と、あれこれ想像(妄想?)してしまいます。
東京五輪オフィシャルTシャツも売られ、ポスターやステッカーが至る所に貼られていました。
関空も、万博が近づくとこうなるのかな?
念願の成田空港カードラウンジ!
前回利用したときは、クレジットカード利用者のためのラウンジに行けなかった私たち。
今回はリベンジとばかり、成田国際空港 第1旅客ターミナル 中央ビル5階にあるIASS Executive Lounge 1へ。
保安検査する前の、誰でも入れる場所にあるため、かなりの混雑でした。
おつまみは柿ピーだけ。しかもやたらに、柿の種が多い。9:1くらいです。私はピーナツの方が好きなのに。
「どうでもいいことで悩んでいる」と夫に言われましたが、そもそも成田空港で出されるからには、日本を代表するお菓子は、もしかして「柿ピー」なの?? と、更に悩んでしまいます。
ネットで調べると、アルコールが1杯(缶ビールか缶ウィスキー)無料のようです。
知らなかった!! 次こそは飲まねば!
またまた遅れたピーチ最終便
今回成田空港を利用して感じたのは、国際線に比べて国内線はちょっと冷遇されているのかな?ということ。全体的に、保安検査後の出国エリアが狭く、店もほとんどありませんでした。
一番奥がピーチのゲートで、売店は1軒ありますが、寂しい場所。
売店に売られている東京土産を見ながら、「成田は千葉なのに、どうして千葉土産はないんだろう」と不思議に思いました。
ちなみにピーチは2019年10月27日より、成田発着を第3ターミナルへ変更しています。
そして今回も、20:15出発のはずが、45分ほど遅れて出発。
「出発準備のため、皆さまを機内にご案内するのが遅れております。次のアナウンスをお待ちください」というアナウンスが延々流れ、次のアナウンスも全く同じ文面の繰り返しでした。しかも言い方がたどたどしい。
出発準備の何が原因で、どんなふうに遅れており、いつ出発できそうなのか教えてほしいのに。
前便到着遅れによる使用機材の遅れ という理由を、到着してから、CAや機長によるアナウンスで知りました。
ピーチ最終便が大幅に遅れると、自宅に帰る交通手段がとても気になります。
今回は日付が変わっても何とか自宅に帰ることができましたが、ピーチの最終便に乗るのは、ストレスが大きいし、時間と体力の無駄遣いのような気がします。シニア勤め人には向いてないな。
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