バガンの仏教寺院巡り1 アーナンダ寺院・タビィニュ寺院・ゴドーパリィン寺院

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ミャンマー滞在2日目の、2019年12月28日(土)。

午前中にポッパ山観光を終えた私たちは、午後も同じタクシーで、バガンに点在する仏教建築物を見学することにしました。

ミャンマーの聖なる山・ポッパ山参詣記 

2020年1月19日

ミャンマーの聖なる山・ポッパ山への道 沿道で見たいろいろな光景 

2020年1月18日

ティーロミィンロー寺院

ホテルを出て、最初に訪れたのがティーロミィンロー寺院。

昨日はあれだけたくさん歩いたのに、車だと僅か10分ほど。

ニャウンウーの寺院を徒歩で巡る2 ティーロミィンロー寺院

2020年1月14日

この寺院は昨日も訪れたのですが、青空の下で見ると、より美しく感じました。

アーナンダ寺院

そして次に案内されたのが、アーナンダ寺院です。

バガンの遺跡を代表する、最大かつ最もバランスの取れた美しい寺院と言われています。

ビルマ族最初の王朝であるバガン王朝の最盛期をもたらしたチャンシッター王により、1105年に建立されました(日本では平安時代)。中央の塔は高さ50mなのだとか。

立派な門をくぐります。門には「パヤー」と書かれているので、僧侶が修行する「寺院」ではなく、仏塔(パヤー パゴダ)が中心のようです。

そこをくぐり抜けると、美しい寺院の全体像が見えてきます。建物中央の金色の塔が、ユニークですね。

本堂(仏塔)は、一辺63mの正方形。

白くて美しく、たくさんの装飾もあり、「ミャンマーのウェストミンスター寺院」と呼ばれているのだとか。

そして内部には、4体の仏像がありました。高さ9.5m程度だそうです。大きい!

皆立像で、黄金に輝いています。

壁の中の窪みにも、仏像が収められています。

なんとなく、昔タイのスコータイで見た仏の立像(金で塗られてはいませんが)に、表情が似ているものもありました(上の写真)。

鐘をつくこともできました。なかなかうまくつけません。

ところで仏像も4体ありますが、寺院への入り口も4つあるのです。これってミャンマーの寺院では、普通のスタイルなのかな?

寺院内の仏像を巡ったり、建物の外をあちこち見て歩いているうちに、どの入り口から入ったのかわからなくなってしまい、とても困りました。何か目印を覚えておくといいですね。

タビィニュ寺院

この寺院も、とても立派な建物なので驚きました。

バガンの仏教建築物の中では、最も高い建物だそうです。高さは61m。

ちなみにここも、ガイドブックでは「寺院」ですが、ミャンマーの人たちが建てた英語の看板によると「パヤー(仏塔)」のようです。日本人には、違いがよくわかってないのかも。

12世紀中頃、バガン王朝のアラウンシードウー王によって建立されました(日本の平安時代末期)。

バガン王朝成立当初、仏教建築は平屋建てでしたが、初めて2階建てを採用したのがタビィニュ寺院だったようです。

昔は2階のテラスが開放され、ここからバガン平原を眺めるというのが観光の定番だったようですが、現在は遺跡保護のため、階段はこの像で封鎖されています。

ここの仏像は、アーナンダ寺院の仏像に比べると、顔がかわいくて子供っぽいような気もしました。

日本では見慣れない表情の仏像は、とても面白く感じました。

土産物用の仏画を描いている人もいました。なかなかお上手です。

ゴドーパリィン寺院

この寺院は、バガンで2番目に高い建築物だそうです。高さは55m。

1174~1211年(平安末~鎌倉初期)に、親子二代の国王によって建てられました。

ここも拡大して看板を読むと、パヤーになっていますね。確かにこのスタイルは、パヤーです。

ここにも黄金の仏像が安置されていました。

それぞれの仏像には皆個性があって、見る角度によっても変わってきます。

昨日は「どうか28日早朝、無事長女と合流できますように」と、いろいろな寺院で必死で祈り、無事に長女と合流できたので、今日は熱心にお礼参りしました。

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