バガンの仏教寺院巡り2 ミィンカバー村のミャゼディ寺院・グービャウッヂー寺院

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ミャンマー滞在2日目の、2019年12月28日(土)。

午前中にポッパ山観光を終えた私たちは、午後も同じタクシーで、バガンに点在する仏教建築物を見学することにしました。

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ミャゼディ寺院

ゴドーパリィン寺院を見学した後は、ミィンカバー村に向かいました。

ミィンカバー村は、オールドバガンとその南にあるニューバガンとの、ちょうど中間点辺りの村。ここにも素晴らしい寺院がたくさんあります。

まず最初に訪れたのが、ミャゼディ寺院。1113年(平安時代後期)に、ヤザクマラ王子によって建立された寺院です。

この寺院と、次に紹介するグービャウッヂー寺院は隣接していました。

そのため国内外からの観光客や村人などがたくさん訪れ、土産物屋もたくさんあります。

この傘のディスプレイがとてもきれいでした。

『地球の歩き方』には「ミャゼディ寺院」と記されていますが、ここも仏塔が中心。1層目と3層目には尖塔が、2層目には獅子の像が立っています。

後で調べてみると、美しいのはやはり新しいからで、19世紀の建立でした。

管理されていないと、やがてと化粧漆喰が剥がれてしまい、れんがの地肌が見えてくるのですね。

仏塔の中には仏像もありました。日本の仏像とよく似た、美しいお顔の仏像です。ただ日本では、ここまでカラフルに(爪の色とか肌の色とか)再現されていないだろうなと思いました。

私たちはこの美しい仏さまに感動していたのですが、ふと気が付くと、何やら石碑があります。

世界遺産のしるしかな?と思って、近寄ってみると、このようなものが。

「アジアのロゼッタストーン」とも呼ばれる「ミャゼディ碑文」で、四面にビルマ語、モン語、パーリ語、ピュー語が刻まれています。これがきっかけでピュー語の読解が進み、「ユネスコ世界の記憶」に登録されていたのです。危うく見逃すところでした。

境内には、生まれた曜日の仏を供養するための「八曜日」の祭壇が立っています。たっぷり水をかけて、お祈りしました。ミャンマーでは「何日に生まれたか」より「何曜日に生まれたか」が重要らしいです。

境内で見かけた、露天商の子ども。タナカが印象的です。

この建物には、ミャンマーの人たちで行列ができています。入るのに時間がかかりそうなので諦めました。何がお祀りされているのかな?

グービャウッヂー寺院

ミャゼディ寺院と同じく、1113年にヤザクマラ王子によって建立された寺院。

父王の死後、追悼のために建てたとされるレンガ造りの寺院です。

この寺院の見どころは、仏像と壁画ですが、残念ながら撮影は禁止(寺院の前に女性がいて、カメラなどは持ち込まないようにと指示がありました)。懐中電灯の用意もしていなかったので、仏像は何とか見えたけれど、壁画はあまり注意してみていなかったから印象に残っていません。予習をしていけばよかったな。

外観は、やはり古い感じがしますね。

ここの寺院の壁画は、ミャンマー西湖ともいわれる貴重なものなので、もっとしっかりと準備を整えて(懐中電灯を持参するなど)した方が良かったなと思いました。

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