マンダレーヒルを歩いて登る2 マンダレーヒルで2匹のコブラと夕日を見よう 

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2019年12月29日(日)は、ミャンマー滞在3日目です。

バガンから空路マンダレーへ移動し、まずは旧王宮へ出かけました。

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ウズラの仏塔

ビャーデイペー・パヤーで「予言を与え給う仏陀」像を見学した後、更に丘を登る私たち。

時折見える美しい景色に慰められながら、急な石段を登ります。

この近くに、日本人慰霊碑があるらしいのですが、どこにあるかよくわかりませんでした。

ンコンミーン・ストゥーパのアーチには、ミャンマー文字が描かれています。

仏陀がシャカ族の王子に転生する以前、何種類もの動物に転生し、その中にウズラも含まれていたのだとか。

そのためここには、かわいいウズラの像が祀られています。

でもこの縁起を知らないと、なんでこの場所にこんな鳥の像があるのかな?と、ウズラとも気付かないで通り過ぎる人がいるかもしれませんね。

沿道の土産物屋

この辺りには、土産物屋や食べ物屋が並んでいました。車で途中まで来て、この近くから歩き始める人が多いからでしょう。

お店を出している女性の子供たちでしょうか。とてもかわいい。近所では最近、保育所にでも行かないとこんなに子供たちを見ることもありません。改めて日本の少子化を考えてしまいます。

まだまだこの商店街は続きそうです。

そしてここを通り過ぎると、スタウンピー・パヤーに到着しました。

実は後で『地球の歩き方』を見ると、この近くに「サンダームキ(鬼)」の像があったみたい。

ビャーデイペー・パヤーの仏陀が、来世で国王になりマンダレーを建国すると予言した、あの鬼です。

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2020年1月27日

ミンドン王の前世である、乳房を献上した女性の鬼に興味があったので、ちょっと残念。

スタウンピー・パヤー

いよいよ頂上に到着しました。

マンダレーヒルで最も古い寺院、スタウンピー・パヤーです。

ここから上のエリアでは、入場料を払う必要がありました。1人1,000チャット。

ここもモザイクがキラキラしていて美しいです。

ミャンマーの人たちは、寺院を「地上の楽園」のようにしたかったのでしょうか。

ご本尊かな? これもきらびやかです。上の写真の旗は仏教を象徴する旗。仏陀の体から放たれるという光がデザインされています。

日本とのつながりを見つけることもできました。

もちろん(入場料を払っただけあって)眺めはばっちりです! 展望台もありました。

ムイヂーナッカウン

展望台から少し奥に進むと、何やら人だかりがしていました。

いったいこれは何でしょう?

よく見ると、巨大な2匹のコブラの像があり、そのコブラの口にお布施を挟んでいるのでした。

私は蛇が苦手なので、とてもコブラの口にお布施をあげられそうにありません。

お坊さんの団体旅行でしょうか。

とても楽しそうに記念撮影されています。ミャンマー人にはここは人気のスポットらしいようですね。

日没まで2時間待ち 犬の親子に癒される

私たちは3時過ぎにマンダレーヒルの頂上に登りました。

マンダレーヒルからの夕日は、素晴らしいとガイドブックにも書いてあります。

せっかくマンダレーヒル頂上に来たのだから、夕日を見て帰ることにしました。

日没は大体17:40前後。後2時間ほど、この山頂(ムイヂーナッカウン境内)のベンチでぼーっと待つことに(有料ですが、すぐ近くにトイレもあります)。

普段、仕事や時間に追われている私にとっては、最高に贅沢な時間の使い方となりました。

離れて生活している長女と、お菓子を食べながら色々と話もできたし、

山頂で暮らしている、犬の親子を眺めたりできました。

ムイヂーナッカウン境内には、犬は進入禁止みたいな扱いですが、子犬はまだよくわかっていないようで、時々きれいな床の上に進入しては、警備員さんに追い払われていました。

私は犬より断然猫が好きなのですが、子犬を見ていると癒やされますね。

マンダレーヒルの夕日

そうこうしているうちに、日没時間となりました。

展望台に、人々が集まってきます。

バガンでは天気があまりよくなかったけれど、ここでは素敵な夕日を見ることができました。

旧王宮の全景が見られるかな、と思ったのですが、残念ながら方向が違うようで、ゴルフ場しか見えません。

昔から国王のいる場所は、見られないようにしたのかな?

帰りはエスカレーターで

さて、帰りもあの階段を降りてもいいのですが、1時間くらいかかりそうだし(下りはもっと早いのかな?)、電灯があるかも心配です。急な階段もあるし、暗いと怖い。

そして丘を降りても、王宮の横を通ってホテルに帰るまでかなり距離があるので、帰りは文明の利器のお世話になることにしました。

『地球の歩き方』によると、エレベーターやエスカレーターがあるようです。

エレベーターはかなりの行列で、時間がかかりそうだったので、エスカレーターで降りることに。外国人観光客が、たくさん並んでいました。

日が沈むと、仏塔のイルミネーションが点灯したのが、行列の隙間から見えました。

やっとエスカレーターに乗れましたが、よく考えたらエスカレーターを裸足で乗るのは、人生で初めて。

かなり長いエスカレーターを降りると、やっと靴が履けます。

マンダレーヒルは出口がたくさんあり、来た道から帰るとも限らないので、自分の靴は置きっぱなしにせず持っていき、どこの出口に出てもいいようにした方が便利ですね!

靴を履いて外に出ると、トゥクトゥクがたくさんいます。

すでに貸切の車もあったけれど、長女が交渉してくれて、その中の1台が、私たちをレストラン近くの道まで連れて行ってくれることになりました。

日没後はあっという間に周囲が暗くなり、貸切トゥクトゥクの運転手さんも、お客さんを探しにくそう。

歩いて丘を降りなくて、本当によかったと思いました。

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