2019年12月30日、ミャンマー滞在も4日目になりました。
卿はマンダレーから、インレー湖に移動する日です。
タウンタマン湖の朝日
私たちのフライトは、8:20が搭乗時間で、8:40にマンダレー空港発。
ホテルから空港までは、1時間弱ほどで、少々遠いのです。
ホテルでタクシーを呼んでもらい、朝一番に食事をとってホテルを出発したのですが、途中運転手さんが、朝日を見ようと言ってくれました。
マンダレーヒルには昨日行ったというと、別の場所に案内してくれました。
マンダレー近郊の南約11kmの場所にある、アマラプラという古都。
マンダレーにミンドン王が都を移す前、コンバウン王朝の都だった場所です。
そのアマラプラの東に広がるタウンタマン湖で、朝日を見ることができました。
タクシーが停まった場所には寺院もあり、大音響でお経?がスピーカーから流れてきます。まるでイスラム教のアザーンのようで、同じ仏教国でも日本と随分違うなと思いました。
諦めていたウー・ベイン橋
更にタクシーは、湖に沿って走ります。
すると湖にかかる、長い橋が見えてきました。
これが、ネットで見たけれど「時間がない」ということで、観光を諦めたマンダレー近郊の観光名所のウー・ベイン橋。
世界最長の木造の橋です。
ここは夕日の名所らしく、夕暮れ時にはたくさんの観光客であふれかえっているのだとか。
でも朝日も、素晴らしいものでした。
今から160年以上前(幕末の頃)、アマラプラの市長ベイン氏によってタウンタマン湖を渡るために架けられた、全長1.2kmの橋。当時はインワという町からアマラプラに都が遷され、ベイン氏はさびれかけたインワの旧王宮からチーク材を運び、この橋を架けました。
今は乾季なので、湖はかなり干上がっていて水もあまりなさそうですが、雨期になると橋の下一面が水浸しになるそうです。
橋を見ると渡りたくなるのが人情ですが、運転手さんによると、「渡る時間はない」とのこと。
後で調べると、対岸まで渡ると、20分はかかるそう。飛行機に乗り遅れるのも困ります。
写真撮影だけで我慢しました。シルエットが幻想的です。人も少なくて、とてもいい感じでした。
ミャンマーではあちこちで犬を見ましたが、ここでも野良犬?を見ました。
マンダレー国際空港からヘーホー空港へ
橋を渡るのを我慢した甲斐あって、余裕をもってマンダレー国際空港へ到着。
私たちのフライトは、8:40発のゴールデン・ミャンマー航空です。ヘーホー空港行きが多くてびっくり!
ヘーホー空港に行く旅行者は多く(インレー湖は、私が考えているよりも人気観光地みたいです)、トラピックスやクラブツーリズムの御一行様も見かけました。
少し出発が遅れましたが、今回も全席自由の小型機で出発!
何とか窓際に座れました。やはり景色が見たいです。
窓の外に見える、ミャンマーの大地。これが乾季の景色なのかな。
およそ35分ほどの飛行時間で、ヘイホー空港に到着しました。
ここも人力でスーツケースを運んでいます。なんだかとてものんびりしている光景。
空港はこんな感じ。ニャウンウーと同じ、ローカル色満点です。後で知ったのですが、第二次世界大戦中は、日本陸軍の航空隊が進駐していたのだとか。
この空港から、今夜のホテル(インレー湖の畔)ジプシーインまでは、25,000チャットでタクシー移動。
山を越えたりして車で45分ほどでした。
途中、牛の群れと遭遇するなど、なかなか楽しかったです。
車窓から、インレー湖が見えてきました。インレー湖観光拠点の町・ニャウンシュエまではもうすぐです。
忘れてはならないのが、インレー湖入域料。ニャウンシュエに入る手前のチェックポイントで支払います。
『地球の歩き方』には13,500チャットと書かれていましたが、値上がりしていて、1人15,000チャットでした。
次回はインレー湖をボートで巡ります。お楽しみに。
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