タクシーで神戸港中突堤へ フリーWi-Fi完備
2022年7月28日(木)、トラピックス兵庫県民割ツアーに参加しました。ツアーの名称は
■兵庫県割■(北野ホテル集合)憧れの神戸北野ホテ
神戸北野ホテルのダイニングイグレックでランチの後は、13:40に神戸港中突堤までタクシーで移動。添乗員さんとは、ホテルの玄関でお別れです。
移動がタクシーなので、10分ほどで神戸港に到着。
神戸港のシンボル、神戸ポートタワーが改装工事のため休業中だったのでびっくり! こんな姿になっていました。
2023年度に営業再開予定だそうです。
中突堤の中央ターミナルかもめりあにある、神戸ベイクルーズの窓口で、乗船券を引き取りました(ツアーステッカーを見せる必要あり)
でも私たちの乗る船は、14:45出航(14:30乗船開始)と決められています。
少し待ち時間が長いのですが、フリーWi-Fiが完備していたので助かりました。
想像もしなかった御座船の来航
私たちの乗る船は、「御座船安宅丸(ござぶねあたけまる)」という船。
こんな船がやってきました。ハイカライメージの強い神戸港とはちょっと違っていてびっくり!
織田信長や豊臣秀吉が乗りそうなこの船は、大阪港の方がふさわしいのでは?
サンタマリアとトレードしたら?などと、夫と好き勝手なことを言っていました。
徳川家光が乗った安宅丸
船の内外は、桃山バロック風の装飾でいっぱい!
売店もこんな感じです。
今回のデイクルーズでは使用されていませんでしたが、2階にはバーもありました。
インバウンドの外国人観光客でなくても楽しめそう。
気になるのが、あちこちにある葵の紋所。昔の神戸港(兵庫津)は確かに幕府領(天領)だったけれど、何か関係あるのかな?
船内をうろうろしていると、1階船室にこのような模型があり、
隣の解説文を読んでいると、なんと徳川家光が建造した軍船タイプの超豪華船だとわかりました。
家光時代の寛永期には、日光東照宮も造られています。将軍や徳川家の権威を高めたかった家光らしい船だなと思いました。
2017年には、有名デザイナーの水戸岡鋭治氏監修のもと、リニューアルも行われたそうです。
神戸港で第二の人生
ところがさらに調べてみると、家光が建造した安宅丸は瀬戸内海を周航しておらず、品川沖しか航海していません(伊豆半島の伊東で建造)。
神戸港とはあまり関係がなさそうなのに、どうしてこの船が? と思ってさらに調べると、
2021年5月まで、東京湾の港巡りで活躍していたとのこと。
神戸に来たのは2021年10月からで、まだ1年も経っていません。
昨年10周年を迎えた神戸のおもてなし武将隊「清盛隊」のように、長く神戸で活躍してほしいなと思いました。
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