初めての大曲花火大会1 横手経由で大曲へ 横手やきそばに舌鼓

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仙台からJRバスで横手へ

2022年8月27日(土)、初めて秋田県大仙市大曲の花火大会(正式名は「全国花火競技大会」)に行きました。

私にとっては初めての秋田県。

ただ、関西人にとっては秋田県は遠いですね。しかも交通費が高くつきます。

少しでも安く抑えるため、仙台までピーチを利用し、JRバス東北(グリーンライナー号)で仙台から横手まで移動することにしました(1人3,900円)。

花火大会の影響で渋滞になることもあるらしいのですが、今年はコロナ対応で有料観覧席を減らしたためか、バスはスムーズに横手バスターミナルに到着できました。

有名なご当地グルメ 横手やきそばとは

横手と言えば私は雪国らしい「かまくら」しか知らなかったのですが(下の写真は横手駅前のオブジェ)

横手やきそばという、ご当地グルメでも有名(「B-1グランプリ」で優勝もしている)と知りました。そうとなったら昼食は、もちろん横手やきそば!

ネットで検索し、バスターミナルに近い食い道楽の本店に行きました(かなり道に迷ったけど)。

行ってみると、すごい行列! 人々の会話を聞いていると、私たちのように花火大会のため遠方から来ている人がかなりいるようでした。

雨の中30分ほど並びました。今日はお客が多いためか、メニューは「横手やきそば」と飲み物だけ。店内も忙しいのか、なかなかお水が出てきませんでした。

待つことしばし、横手やきそばとご対面! お漬物も付いています。私はやきそばの紅ショウガが苦手なのですが、横手やきそばは福神漬け。とてもありがたかったです。

ソースが多く、半熟卵と絡めて食べます。ソースはどこか甘みがあって、麺が柔らかいのが特徴でしょうか。確かにほかの焼きそばとは違うなと思いました。そして550円という安さにも感動!

有名人も来店しているようですね。

後で知ったのですが、横手駅前支店もあって、バスターミナルからはそちらの方が近かったのでした。情報収集を疎かにしていてはだめですね。

臨時列車スターマイン号

横手から大曲へは、JRを利用しました。列車で20分足らずなので助かります(1人330円)。

横手駅に行ってみると、美しいイルミネーションにびっくり!

イベントの時には、こうやって盛り上げてくれているようです。今日の花火大会も大イベントなので、臨時切符売り場ができていました。

私たちの乗った列車も、横手駅が始発の臨時列車。その名もスターマイン11号。でも普通の車両でした。

後三年の役の舞台は後三年駅

車窓に広がる秋田平野の景色をぼーっと見ていた私でしたが、突然面白いものが現れました。

ものすごい巨大看板! ここは大河ドラマ『炎立つ』でも描かれた、平安時代後期に起きた後三年の役(別名後三年合戦 源義家や藤原清衡が活躍)の舞台だったのです。知らなかったな。

さらに後で知ったのですが、ここはその名も「後三年駅」(だじゃれ?)。今回駅舎を見ることはできませんでしたが、武士の兜をイメージした、少し寝殿造り風の駅舎だそうです。

大曲駅到着! 帰りの交通手段確保も忘れずに

大曲駅に到着すると、トイレや駅構内がかなりの人でごった返していました。特に女性用トイレは大行列。

一刻も早く、花火大会会場に行きたいところではありますが、帰りの交通手段を確保してからにしましょう。

私たちは、大曲行きが慌ただしく決まったのであまり事前準備をしておらず、今夜は盛岡のホテルを予約しただけで、帰りの新幹線までは予約していませんでした。

さすがに不安になってHPを見てみると、盛岡まで臨時便は出ているものの、東海道新幹線などに比べるとはるかに本数は少なく、しかも全席指定となっています! 自由席がないのです!!

心配になって大曲駅の駅員さんに尋ねてみると、大曲から盛岡までは「立席特急券」が設定されており、自由席と同じ料金で乗れるとのこと。これはラッキー! すぐに購入しました(1人2,650円)。

でもやっぱり、早めに指定席を購入しておいた方がいいですね。指定席でない私たちが新幹線に乗れたのは、日付が変わった0:30。雨の大曲駅前で2時間半以上並び、正直かなり疲れてしまいました。

次回は大曲の花火大会へ行く際の注意事項なども紹介します。お楽しみに。

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